神楽坂/キイトス茶房

小腹と心を満たす書斎的食堂的珈琲店日和 “Pax intrantibus, Salus exeuntibus=歩み入るひとに安らぎを、去りゆくひとに幸せを”

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キイトス茶房(Kiitos Cafe General Store)の催しもの案内

■キイトス倶楽部
 会員になると茶房にある書籍、DVD、CDから1点だけど、店外使用出来ます。無料。現在の会員数1555名(脱会者等を含む通算数)

■キイトス・ギャラリーのご利用案内
2010年より、A使用=無料。但し、作家さんのDM作成と切手貼付200枚納品が必要。B使用=有料。半月20000円。作家さんのDM作成と切手貼付200枚納品は不要。会期中の作家さんの飲み物代無料。どちらかのコースを選択の上、ご利用いただきますようお願い申し上げます。詳細は電話ください。03-5206-6657


チャーシューを作ってみたら
●チャーシューの作り方
buta
終日、チャーシュー丼のチャーシューを仕込んでた。当店ではじめて食事する人の80%は、チャーシュー丼だと思う。他の食事名は馴染みがないのかな?チャーシューは、ぼくがこしらえてる。どうやって作るか聞かれたこともあるので、公開します。ま、たいそうなことではありません。我が家では昔しから自分が担当してましたし、企業秘密(?)も隠し事もありませんし。
 先ず、用意するものは、ブタ肩煮豚用の肉を買ってきてください。自分でSMチックになって凧糸で縛りたい方もいるでしょうが、しっかり縛ってあるやつを買ってください。
作り方の順番は次のとおりですが、上の写真のとおり、肉は大きめの場合ですので、小さい肉の時は、焼く時間は少なめでよいでしょう。醤油、みりん、日本酒の割合は同じです。
1.深めのフライパンに油をひいて、ブタ肩煮豚用の肉を強火で焼いてください。5分位焼いたらひっくりかえして、焼けてない方を下にして更に5分位焦げ目ができる程度まで焼いてください。
2.焼けた肉をまた、ひっくり返し、そこに醤油1カップ、みりん1カップ、日本酒1カップをフライパンに注ぎます。
3.続いて、少し、大きめの生姜を適当に切ったものをフライパンに入れ、大蒜、長ネギもどーんと入れ、当店の企業秘密である椎茸の茎も入れます。
4.入れたら、弱火で約30分火にかけます。30分経過したら肉をひっくり返し、更に30分火にかけます。
5.充分焼き上がったら、黒胡椒、塩を少々かけて味を整いえます。
6.直ぐに食べないで、夜につくったらそのまま翌日の昼位まで肉をフライパンに入れたままにしておいてください。
 これで出来上がり。あとは、チャーシュー丼にしたり、焼きそばの具にしたりして、食欲をもりあげてください。





神楽坂で活字中毒者の集まりがあるんだが・・・
●月1神楽坂に集まる活字中毒者の催し
 毎月第4木曜日の夜7時から「おもしろ本棚」という読書会が、牛込箪笥区民センター(地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」の真上)で開催されてます。読書会なんていうと怪しげな宗教団体とかトルストイとか読む超堅物人間の会合とか、エキセントリッキーな人々の集まりしかイメージできないよ、って21歳のムスメが言ってたが、そんなものではなく、長い歴史ある正統(?)な読書会です。そもそも「おもしろ本棚」は、1983年に作家の椎名誠氏を講師とした玉川高島屋のカルチャースクールの一講座からが端緒で、更に、講師に本の評論家の目黒考二氏を迎え、続いて、文芸評論家の菊池仁氏がその後の講師を陸続として担当しているもので、はっきりいって活字好きには、たまらん会です。ですから、なんと23年の歴史を背負って、とぎれることもなく続いているわけです。
 歴史も古いから会員も古くなったりしてますが、新人もぼつぼついます。古参会員、そこは活字への情熱があるからいっこうに古さなど感じさせない感性の会員たちが、月に一度の例会で、前月の例会で会員の多数決で決した課題本を読んできて、感想、意見などを自由に話しあうというしろもの。講師の菊池仁氏が課題本、作者、関連書物等のコメント、解説をしています。 活字離れと言われて久しいけど、やっぱり本がメシと酒と同じくらい大好き、という人たちはたくさんいる。愉悦の読書人の会が、この神楽坂で毎月行われています。キイトスのオヤジも会員でした。

 ちなみに、2002年7月~2004年6月までの読書会の課題本は次のとおり。
(同会のHPによる。)

02/07/25 『不思議な少年』マーク・トウェイン 岩波文庫
02/08/29 『江戸の恋』田中優子 集英社新書
02/09/26 『追われる男』ジェフリー・ハウスボールド 創元推理文庫
02/10/31 『流れる』幸田文 新潮文庫
02/11/28 『マンスフィールド短編集』キャサリン・マンスフィールド ちくま文庫
02/12/  忘年会(各自のベスト発表&文庫本交換)
03/01/30 『浅草紅団』川端康成 講談社文芸文庫
03/02/27 『シッピング・ニュース』E・アニー・プルー 集英社文庫
03/03/27 『第三の時効』横山秀夫 集英社
03/04/24 『シンデレラの罠』セバスチャン・ジャプリゾ 創元推理文庫
03/05/29 『永遠の出口』森絵都 集英社
03/06/28,29 『影武者徳川家康』隆慶一郎 新潮文庫
03/07/31 『半身』サラ・ウォーターズ 創元推理文庫
03/08/28 『FUTON』中島京子 講談社
03/09/25 『蘭に魅せられた男』スーザン・オーリアン 早川文庫
03/10/30 『十角館の殺人』綾辻行人 講談社文庫
03/11/27『壜の中の手記』 ジェラルド・カーシュ 晶文社
03/12/14 忘年会(各自のベスト発表&文庫本交換)
04/01/29 『雨の匂い』樋口有介 中央公論社
04/02/26 『飛ぶ教室』 エーリヒ・ケストナー 講談社文庫
04/03/25 『花の下にて春死なむ』北森鴻 講談社文庫
04/04/22 『シカゴ育ち』スチュアート・ダイベック 白水社Uブックス
04/05/27 『葉桜の日』 鷺沢萠 新潮文庫
04/06/26,27 『虚栄の市』 サッカリー 岩波文庫

なお、昨日行われた2月の読書会の例会の「2月の課題本」は、下記のとおりです。(同会HPより)

『11分間』
パウロ・コエーリョ 著/旦 敬介 訳
(角川文庫、700円)
推薦者:石井敦子
2006年2月23日(木) 7:00pm~
牛込箪笥区民センター

<紹介>
「セックスなんて11分間の問題だ。脱いだり着たり意味のない会話を除いた正味は11分間。世界はたった11分間しかかからない、そんな何かを中心にまわっている――。」パウロ・コエーリョが愛を描く問題作。
(角川書店HPより)

参加希望の人は、おもしろ本棚の管理人へ連絡してみてください。





中年のための太宰治
太宰治全集を買ってしまった!dazai
筑摩書房の太宰治全集を買ってしまった。それもネットの「日本の古本屋」http://www.kosho.or.jp/で一番安いのが見つかったので、12巻で5000円だった。いやあ、うれしい。
 買ったのは、三寒四温の遣り切れない天候のせいではない。春が訪れる頃になると太宰治が読みたくなる。確かに10代の終わりにも、20代の半ばにもよく読んだ。そういえば、そういう時は、ながーいプラトニックな恋が終わった時だったっけ。春になると気持ちが不安定となり駅のホームから電車目掛けてダイブするヒトも少なくないが、ぼくの場合は、太宰治を読みたくなる。「4月は残酷極まる月だ リラの花を死んだ土から生み出し 追憶に欲情をかきまぜたり 春の雨で鈍重な草根をふるい起すのだ」(T.S.エリオット「荒地」)の一節がよぎる。しかし、半世紀生きてきて、ようやく太宰治の小説の内容も理解というか、共鳴できるようになった。太宰治は青年が読む、麻疹の文学ではなく、中年のオヤジのためのココロを休める書物なんだろう。
 太宰治は、明治42年(1909年)生まれ。青森県北津軽郡金木村の大地主の家に生まれる。『逆行』で第1回芥川賞候補になった。その後、鳴かず飛ばずの時期が続き、昭和14年の石原美知子と結婚後、『富嶽百景』『走れメロス』『津軽』などを発表。太平洋戦争へ突入した昭和15年、短編集『女生徒』が北村透谷文学賞の副賞に選ばれた。戦時中も創作意欲は衰えることはなかったが、戦後『ヴィヨンの妻』『斜陽』で一躍流行作家となる。学生時代の左翼運動の挫折があったとよく言われるが、どんな左翼運動をしたのか、ぼくはさっぱりわからない(読みが足らない!)。それより、4度の心中自殺未遂とパビナール中毒による自虐的な苦渋が作品に影を落としてるが、作家でなければただのヒモ。しかし、あの独特の文体が特徴で読むひとを惹きつける。この時代の寵児。2006年にはいない無頼派作家なんだろう。
 昭和23年(1948年)6月13日夜半、蕎麦屋でナンパした山崎富栄とともに玉川上水に入水。いまでこそ、こんなしょぼい上水で溺れるのかと思われるほどの河川だが、当時は、水嵩もあったのだろう。遺体は19日に発見された。山崎富栄はとても美人だった。遺書に「愛してしまいました。先生を愛してしまいました。どうしたらよろしいのでしょうか。」と書き残していたが、惚れぬいたオンナの情念が太宰を道ずれにしたという説もある。複数のオンナを結果的には殺したかと思うと、6月19日に三鷹市下連雀の禅林寺で行われる「桜桃忌」には足が向かわない。

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でも、ぼくは、6年前に山梨県立文学館で「太宰治・壇一雄」展が開催され、ひとり出掛けた。同時代に生まれ、その青春期に親しく交遊した太宰治と檀一雄。文学への情熱をぶつけ合い、酒をあおった日々を経て、やがて二人はそれぞれの生活と作品世界を形作っていく。太宰は檀を生涯の友人と呼び、檀は太宰没後も旧友について語り続けた。同展では両者の生涯と交友、作品世界を軸にし、ともに無頼派と呼ばれた坂口安吾・田中英光、二人の師であった井伏鱒二・佐藤春夫らにも視野を広げ、昭和および戦後文学の一局面を展観していた。
 また、同展で、「人間失格」の自筆原稿が展示されていて、それを読んだ時、「ああ、漸くお会いできましたね」と感動したことがある。この作品がなかったら、太宰治のイメージはずいぶん変わっていただろう。「人間失格」には作者の中心的なテーマがぎっしりつまっている。「サラリーマン失格」「夫失格」「男失格」「信用失格」などという言葉はよく言われるし、法律用語にも「失格事項」なるものはあるが、「人間失格」は、究極の失格を示す。未来永劫に通じる凄い迫力のある言葉だよね。その「人間失格」は長編小説で、昭和23年に連載小説として発表された。私小説の形式をとった太宰治の人生を色濃く反映した自伝的な小説。連載中に太宰治が自殺したため、「遺書」=小説とされてきた。他人の前では面白おかしくおどけてみせるばかりで、本当の自分を誰にもさらけ出すことのできない男の人生をその男の視点で描く。幾度にもわたる自殺未遂や、家族に騙されて精神病院へ入院させられたこと、薬物中毒、妻の浮気など、衝撃的な人生と、その内面の人間不信が描かれる。主人公「私」は太宰治ではなく大庭葉蔵という架空の人物で、小説家ではなく画家の設定になっている。
 1990年代に遺族が「人間失格」の草稿を発見し、言葉ひとつひとつが何度も推敲されていた事が判明したというから、いきよいよく書いた遺書とは違うのかもしれない。「人間失格」、「グッド・バイ」(6月4日脱稿)、「如是我聞(随想)」(6月5日脱稿)、そして、6月13日に心中。
 全集があるんで、しばらく太宰治と付き合う。一番好きな作品は、「新ハムレット」なんだが。
 もちろん、古本の太宰治全集は、キイトス茶房の本棚にありますから、読みたいひとはどうぞ。



野口英世の母シカの手紙から

細菌学者・野口英世の母シカが息子英世に宛てた実物の手紙が雑誌「一個人」2月号に掲載されていたので、小田急線で読んでいた。
文盲に近い母親が、アメリカのロックフェラー財団医学研究所で職を得てエクアドルへ派遣されていた1918年頃(3度目のノーベル医学賞の候補に名前が挙がっていた時分だと思われる)に、息子である英世に、帰って来てくれと必死に懇願している内容の手紙なのだが、その文字がもう稚拙で幼児の字。しかし、そんなことは瑣末なことで、母親の手紙の文字に魂と愛情がこめられていた。老いた母の愛情がみちみちていた。
号泣しそうになり必死に我慢したが、鼻の奧がツーンとしたと同時に涙が溢れた。代々木上原から新宿の間、かっこ悪い顔がなおさら修正不可能に。わざとと咳払いして花粉症を装った。
涙もろい。歳なんだろうか。


野口英世の母「シカの手紙」shika.jpg



おまイの。しせ(出世)にわ。みなたまけ(驚ろき)ました。わたくしもよろこんでをりまする。
なかた(中田)のかんのんさまに。さまにねん(毎年)。よこもり(夜篭り)を。いたしました。
べん京なぼでも(勉強いくらしても)。きりかない。
いぼし。ほわ(烏帽子=近所の地名 には)こまりおりますか。
おまいか。きたならば。もしわけ(申し訳)かてきましよ。
はるになるト。みなほかいド(北海道)に。いてしまいます。わたしも。こころぼそくありまする。
ドか(どうか)はやく。きてくだされ。
かねを。もろた。こトたれにこきかせません。それをきかせるトみなのれて(飲まれて)。しまいます。
はやくきてくたされ。はやくきてくたされはやくきてくたされ。はやくきてくたされ。
いしよ(一生)のたのみて。ありまする。
にし(西)さむいてわ。おかみ(拝み)。ひかしさむいてわおかみ。しております。
きた(北)さむいてはおかみおります。みなみ(南)たむいてわおかんておりまする。
ついたち(一日)にわしおたち(塩絶ち)をしております。
ゐ少さま(栄昌様=修験道の僧侶の名前)に。ついたちにわおかんてもろておりまする。
なにおわすれても。これわすれません。
さしん(写真)おみるト。いただいておりまする。はやくきてくたされ。いつくるトおせて(教えて)くたされ。
これのへんちちまちて(返事を待って)をりまする。ねてもねむれません。

*キイトス茶房には、絵葉書と便箋、万年筆、インクをご用意してます。E-mailやケイタイメールが全盛ですが、ここは自筆で書いてみたらどうでしょうか?遠く離れた田舎のお母さん、お父さんに便りを書いてみてください。きっと、それはご両親の宝物になると思います。また、年賀状しか出さないご無沙汰しているお友だちにもいかがですか。




キイトスに置いてある雑誌一覧
■キイトス茶房の購読雑誌
 喫茶店だから「新聞」と「雑誌」は置いてありますが、時々、店主の一存で定期購読雑誌が変わる時があります。古くなった雑誌は在庫してますが、保管場所がないので、適当に処分してます。
●AERA(朝日新聞社) いわずれとしれた朝日のスノッブな週刊誌。男女問わず読まれてます。毎号の広告での駄洒落がないといいのに。電車の中で読んでるひとを見たことがない。銀行や病院の待合場で読まれてるのだろうか。
●SPA(扶桑社) 営業マンには絶大なる人気と話題性を提供してくれる週刊誌。この雑誌内容の話題くらい知ってないと営業でコミュニケートできません。男の週刊誌かと思いきや、女性もよく読んでるひとが少なくない。
●FIGARO(阪急コミュニケーションズ) ファションの旬刊誌だと思うが。何が特色なのか中年オヤジにはわかりません。2月発行分で打ち切り。ごめんなさい。
●croissant(マガジンハウス) ニューファミリーなんていう言葉が流行っていたころからの旬刊誌。いつの間にか40代以上がターゲットみたい。
●サライ(小学館)40代以上のひとには絶大な人気。毎年、賀状と桜の花見と銀座と京都が特集されるのはどうなのか。中身は、生活向上のためのノウハウが一杯。時々うれしい企画があるがマンネリ気味な気もする。
●男の隠れ家(あいであ・らいふ)既婚男性にはたまらないくらい妄想をかきたてる雑誌。但し、オナゴとのラブ・アフェアにあらず。良いモノは暮しのトモダチ。人生を愉快にしたいヒト向けの月刊誌。2月にもう4月号が出版されるのが一番特徴といえば特徴。
●日経おとなのOFF(日経ホーム出版社) 「不倫」するひとたちに人気のある雑誌だとか。確かに、高給もらってないといけないような店ばかりでてくる。まったく縁がないけど、もてない男が夢見る月刊誌なのかも。
●日経WOMAN(日経ホーム出版社) 昔し、あこがれていたひとの娘さんがこの会社の記者になっているので、購読。当茶房の女性のお客さんに人気を博してる。時々、古くなったのをくれという人も少なくない。
●栗原はるみ すてきレシピ(扶桑社) 人生を、胃袋をプラス思考にする季刊誌。電車やバスの中で堂々と化粧しているオンナは絶対に読まないだろう。独身男性は、この雑誌を購読してる女性を嫁に選ぶように。優しそうで聡明な美人が読んでる。店主の独断と偏見。しかし、3月1日に届けられた第39号が最終号だって!失恋したような気分。無念。
●天然生活(地球丸) 人生は金だ!と思っているひとは読まない雑誌。拝金思想が蔓延するニッポンだが、こういう雑誌を読んでるとココロが豊かになる。季刊誌から月刊誌になりました。
●暮しの手帖(暮しの手帖社) 母も読んでた老舗の生活向上雑誌。日本国憲法9条を護ることを堂々と表明している。生活を豊かにするにはまず平和であることだから納得。
●季刊 銀花(文化出版局) ニッポン文化を最高水準にまで満たし続けようとしている季刊誌。楽しみ尽くすならニッポンは大きい。現代ニッポンの宝物的な雑誌。バックナンバーすべてを揃えるため奮闘中。現在144号までだが、あと25冊。創刊号依然手に入らず。全巻揃ったら専用本箱入り。
●世界(岩波書店) 高校の時の日本史教師が、日本を知るには「日経・世界・赤旗」を読まないといけないと堂々主張した月刊誌。以来購読。この雑誌を置いてるカフェは他にあるのだろうか?たまに思索的になった時しか読まず。思索的にはめったにならず。
●本の雑誌(本の雑誌社) 本マニアの雑誌なんだろうか。なかなか手にとってもらえないが、この月刊誌を購読して、読書会「おもしろ本棚」の会員になったりして、いろんな本に出会えたため、捨てられない雑誌。忘れられない恋に似ている。
●考える人(新潮社) ご近所の出版社発行だから購読してるのではありません。平松洋子さんのエッセイが連載してるから読んでますが、失われたニッポンの知性を快復させるに相応しい季刊誌。

なお、こんな雑誌を茶房に置いてほしい!などと要望があるひとは、連絡してくださいね。多分ないでしょうけど。




給料日前の一人の夜食にどうですか?
■オクラとろろの冷やし汁
材料・・・(4人分)
オクラ 150g/プチトマト 4個/水 2・1/2カップ/昆布 10cm角 1枚/削り節 1カップ/薄口しょうゆ 小さじ1/2/塩 小さじ2/3/酒 大さじ1

オクラは塩もみし、ゆでて冷水にとる。プチトマトは湯むきして、4つ割にする。
だし汁を作る。水とだし昆布を鍋に入れて1時間おく。火にかけて煮立ってきたら昆布を取り出し、そこへ水を大さじ1加え、沸騰を沈めた後、削り節を一気に入れる。弱火で1分煮たら火を止める。削り節が沈んだら、こし器でこす。
だし汁を煮立て、塩、酒、うす口しょうゆで味つけし、冷やす(a)。
オクラを刻みミキサーでかくはんする(このとき、少し(a)を加えるとまぜやすい)。そこに(a)を何度かに分けて加え、なめらかにのばす。これをよく冷やし、器に注いだら、プチトマトをかざる。
[コメント]
丁寧にとっただし汁昆布と削り節が決め手。よく冷やして召し上がる。
とろろごはんのようにごはんにかけて食べてもまたよい。


■マグロと納豆のわさび醤油和え
材料・・・(4人分)
マグロ(さしみ用) 150g/オクラ 4本/塩 少々/納豆 80g
<調味料A>しょうゆ 大さじ1/みりん 大さじ1/おろしワサビ 大さじ1/2

(1)マグロは1cm角に切る。
(2)オクラは塩でもんでサッとゆで、輪切りにする。
(3)納豆は包丁でたたいて細かくし、<調味料A>と合わせる。
(1)(2)を(3)で和える。


■オクラのパスタ アンチョビソース
材料・・・(4人分)
アンチョビ 6切れ/しそ 6枚/トマト 1個/にんにくのみじん切り 1かけ/好みのパスタ 300g/オリーブオイル 大さじ2/タカの爪 1/2本(種はとって輪切り)

オクラは塩で揉んでお湯にさっと通し、斜めに切る。トマトは種をとって角切りにする。オクラはせん切りにする。
アンチョビはみじん切りにする。
フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくと鷹の爪を入れ、火にかける。
弱火でいため、香りが出てきたアンチョビを加える。トマトを加えてさっと炒める。
アルデンテにゆでたパスタを加え良くからめて最後にオクラとしそを加える。
[コメント]
アンチョビの塩味がきいてる。


■冷やっこにオクラ
材料・・・
オクラ/かつお節/豆腐/しょうゆ

オクラをみじん切りにし、かつお節と混ぜて、しょうゆで味付け。
豆腐にのせれば出来上がりです。
[コメント]
ダイエット用のおかず。
 



第3回キイトス茶話会「時代小説の”現代性”とは」
第3回キイトス茶話会時代小説好きなひと、この指とまれ!

日時 2006年3月10日(金)午後7時より
場所 キイトス茶房

講師 菊池仁(文芸評論家)
テーマ「時代小説の”現代性”とは」-時代小説の面白い読み方を探る

内容 時代小説とは”歴史の場を借りて、男と女、つまり、人間の生きざまを描いたものである。現代が舞台の場合、描きにくいテーマも、歴史を借りることでよりわかりやすく、鮮明に描けるテーマがある。ここに時代小説の現代的意味がある。そんな時代小説を面白く読む方法を探ってみよう。
参加費用 お一人様2000円+ドリンク代(別途)
参加方法 キイトス茶房へ電話予約か、キイトス茶房ブログのメールフォームから申し込み可。

協賛 「おもしろ本棚」(読書会)
なお、ちなみに、同読書会の最初の講師は、作家の椎名誠さん。2番目の講師は、本の雑誌社の読書評論家の目黒孝二さん。現在の菊池仁さんは、3番目の講師です。 



京都百万遍の進々堂のワーズワース
 過日、当茶房にいらした辻本清美さんが、「ご不浄にはってはる京都の地図に×印がある場所は、進々堂ですよね?私もよく行きました。」と帰り際にお声をかけていただいた。
そう。京都市左京区の百万遍の「進々堂」はいまでは、東京のメジャーなNANAKOとかの雑誌の京都特集では、必ず載る京都で一番古いカフェ。京大北門前にある。"学究"の気風が漂う仄暗い店内はなかなか落ち着く。1930年、カルチェラタンに感動したオーナーが日本にも同じような空間が欲しいとオープンさせた店で京都で初めてフランスパンを提供した店でもある。店内はBGMが流れていない静かな空間。この店のすごいところは、若き日の工芸家・黒田辰秋(後に人間国宝)の手による樫材の長いテーブルがお客を招き入れるように置かれている。対の長椅子になり、京大の教員とか学生、近所の人々、観光客が腰かけて思い思いに本のページをめくり、レポートを書き、勉強したりしてる。また、壁には、木製のレリーフが掛けられ、古い英詩が彫られてある。誰の言葉だか当時は気にもならなかったし、気づきもしなかったし、英訳力もなく訳せもしなかった。
  My heart leaps up when I behold
  A rainbow in the sky:
  So was it when my life began,
  So is it now I am a man,
  So be it when I shall grow old
  Or let me die!
 数10年後に、浅田次郎の小説「活動寫眞の女」を読んでいたら、この店が舞台であることもあり、分かったことだけど、ワーズワースの「Rainbow」という詩でした。

 ぼくの心は躍る 空にかかる虹を見たとき
 子供のころがそうだった
 大人になった今でもそうだ
 このさき年老いても そうありたい
 死ぬまで そうありたい

という意味になる。
kyoto 詩人(ワーズワース)は、「このさき年老いても そうありたい 死ぬまで そうありたい」というのは、つまり、子供のころに空にかかる虹に心を躍らせたように、歳をとってもずっと、情熱を喪わずにいたい。そういう意味なんだろう。この詩は、そうした気持ちが失せたら死んだ方がよいと詠い、余生の日々が自然からの敬虔な愛情に結ばれんことを願うと続いている。
 この詩は、ワーズワースの詩の真髄といわれる所以です。若き詩人がケンブリッジのシンジャン=カレッジに在学中にフランス革命が起こり,在学中と卒業後と二度フランスに渡り,革命の輝しい理想に若い情熱を燃え上がらせていた。若き情熱!そう、人間は情熱こそが最大の生きるパワー。この木製のレリーフが語る深い意味が何気に掲示してあるのもこの老舗カフェのすごいところだろう。

 辻本清美さんは、とてもオンナらしいひとで、憲法改悪阻止に情熱をもたれていた。カフェのオヤジであるぼくも日本国憲法9条を守るために辻本さんに連帯します。
 これでバレテしまったが、キイトス茶房は、相当に進々堂に魅せられている。キイトス茶房の真ん中にある長いテーブルもそのせいだと思ってください。もちろん黒田辰秋作ではなく、川崎市鷺沼にある家具店「職人堅木」の星川さんの作です。




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●「神楽坂/美女マカロン」パティシエのヒロ・タカイ氏の都合もよくなり、9月10日より再度発売します!   アーモンドブードル、粉糖、卵白、水、紅花CLA粉末、コラーゲン、無塩バター、天然塩、卵黄、あまみ等が原材料。美女になるための必須条件を満たす、ピュア美女スィーツ誕生。1個150円。
●「神楽坂/美男マカロン」パティシエのヒロ・タカイ氏の都合もよくなり、9月10日より再度発売します!   アーモンドブードル、粉糖、卵白、グラニュー糖、ビネガー、水、コラーゲン、牛乳、水あめ、食塩、生クリーム、バターが原材料。沖縄の海深ミネラル塩を使い、珊瑚のカルシウムと海のミネラルが 摂取できます。生キャラメル・セルが特徴。神楽坂の美男ダンディズムスィーツ誕生。1個150円。
●「キイトス・フロランタン」2月7日より発売中!1個200円。
●キイトス茶房の課題 “Pax intrantibus, Salus exeuntibus=歩み入るひとに安らぎを、去りゆくひとに幸せを”を謳って運営しています。
●キイトス茶房は、勉強会、ゼミ、小集会、小宴会、会合、催し物等にスペースを貸出してます。詳細は、03(5206)6657まで。


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Author:キイトス茶房/清水敬生
動物占いを一度したらペガサスだった。血液型は、世間から最低、最悪といわれるB型。身長173cmだがfat系。小学校6年の時に170cmだったから、その後、青年期に3cmしか成長していない。人生3cmの男で以後今日に至る。ヒトと特に異なる点は、内臓逆位となっているため、心臓が右にある。100万人に一人といわれて、高校の校医がX線撮らせてくれと懇願されたことがある。変わり者ではない。短気で涙脆くネガティブ性格のスノッブ系中年。現在はまっているのは、実は、ロト6。ロト6は、01から43までの43個の数字のうち、6個を選択する。選び方は全部で6,096,454通りあるが、当選のあかつきには、ゴーガン的タヒチ生活を夢見てる。従って、タヒチ妄想生活設計案だけは完成。地誌も詳しくなったが、行ったことはなし。自称、「ホモ・ルーデンス」のジョウネツカ。


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