神楽坂/キイトス茶房

小腹と心を満たす書斎的食堂的珈琲店日和 “Pax intrantibus, Salus exeuntibus” book cafe





神楽坂おもしろ映画塾第6回例会のお知らせ
 神楽坂おもしろ映画塾の塾員並びに映画好きの皆様へ

 第6回例会の作品はフランス映画を選択しました。
 フィリップ・ド・ブロカ監督1966年作品「まぼろしの市街戦(LE ROI DE CŒUR)」です。
まぼろしの市街戦 まぼろしの市街戦
アラン・ベイツ (2003/11/22)
紀伊國屋書店

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 出演、アラン・ベイツ、ジュヌビエーブ・ビジョルド。
 監督のフィリップ・ド・ブロカは1933年にパリに生まれる。
 フランスのヌーベルバーグのトリュフォ監督などの助監督を務め、1962年の「大盗賊」からジャン=ポール・ベルモンドとのゴールデンコンビが始まる。1963年の「リオの男」が世界的ヒットとなる。
 神楽坂おもしろ映画塾の恒例の素敵な女優シリーズの今回はジュヌビエーブ・ビジョルドが可愛い!!!
 舞台は第一次世界大戦下、ドイツ軍に占領されたフランスの小さな田舎町。
戦争の正気と狂気を痛烈に皮肉りながら、人生のばかばかしさと崇高さを垣間見せる、世界映画史に残る奇跡のようなブラック・コメディ。フィリップ・ド・ブロカ監督、一世一代まぼろしの大奇作!
 出来たら神楽坂周辺にお住まいの在日フランス人と一緒に鑑賞したいと考えています。

日時:2006年12月15日(金)19時より
場所:キイトス茶房
参加費:1000円(来年のまち飛びフェスタの映画上映会の資金としてプールします。)
 当日の夜は、茶房は営業していません。各自で飲み物・食べ物をご持参ください。差し入れ大歓迎です。
 参加ご希望の塾生もしくは、そうでない方も、直接キイトス茶房にご連絡してください。
 皆様のご参加をお待ちしております。
(塾長 大井直樹)



キイトス茶房の本・DVD・CDの外部持ち出し再開します。
 キイトス茶房に置いてる本、DVD、CDの外部持ち出しを再開します。多分、ご返却を忘却されてしまっているお客様が約30余名にのぼってしまったため、一時、外部持ち出しを停止しておりましたが、面倒くさい「返却依頼」の事務手続きを終えましたので、12月1日より持ち出しいただけます。よろしくご利用ください。



有元利夫カレンダーは、なんか落ち着く
224有元利夫カレンダー2007 が発売された。弥生画廊さんから案内をいただいた。有元ファンにとっては、たまらない商品です。カレンダーも、最近は凝ったものも多いし、そういうモノは大抵が有料。ちょい昔しは、企業宣伝の入ったカレンダーが多くみかけたが、不景気時には、一掃されてなくなったが、どこみて政治しているのかまったく分からない政権中枢の財政担当相Oは「2002年2月に始まった今の景気拡大が11月で4年10カ月となり、これまでの戦後最長だったいざなぎ景気(1965―70年、4年9カ月)を追い抜いた」、と浮かれていて、要するに、今はどうも好景気であるらしい。実感ゼロだけど、為政者がそう言うんだから、企業のパブリシティ戦略で素敵な企業宣伝カレンダーもバンバン作られているんだろう、きっと。しかし、ぼくの手元には来年のカレンダーは、雑誌サライの付録だけしかない。これまで、クロワッサンの書き込みカレンダーをずーと使用してきたが、この数年は、満月カレンダーを愛用。毎月の月の満ち欠け状況が絵になっている優れもので、月好きにはこたえられないカレンダーでしたが、今年になって手に入らなくなってしまった。それで、今年から有元利夫カレンダーになったのですが、来年も有元カレンダーを使用します。部屋の中にそれがあるだけで、なんか落ち着き、つつましやかな生活を送ろう、ッと思わせるから不思議だ。でも、カレンダーもどきで落ち着いてしまうなんて、なーんてチープな生活者になってしまったんだろうか。

表紙 七夕の夜(部分)
1月  部屋の愉しみ
2月  部屋のみずうみ
3月  カードの遊び
4月  花を育てる人
5月  (題名ナシ)
6月  道化師
7月  7つの音
8月  さだめられた日
9月  ある日の出来事
10月  真夜中の部屋
11月  花
12月  遊戯

発行 : 新潮社
印刷 : 錦明印刷
デザイン : スタジオ・アリス
サイズ: 130×165mm
1,200円(送料・消費税込)




平田秀子・松下英子 二人展 ショール&ジュエリー
hirata平田秀子・松下英子 二人展ショール&ジュエリー

11月27日(月)~12月2日(土)
東京都中央区京橋1-1-9(千疋屋 京橋本店2F)
TEL: 03-3281-0320
開廊時間: 10:30AM-6:30PM
最終日5:00PMまで
休廊: 日曜、祝日、振替休日
こんなイメージのショールを作りたい、どうやって織ったらいいものかしらん、素材は?使い心地は?あの人に似合うかしらん、と思いめぐらす時はパズルを解く時と良く似ている。(平田)

ふだんづかいのシンプルなデザイン邪魔にならないつけ心地を心がけています。『何も足さない、何も引かない』の精神で。(松下)

ウール、絹 織り
ショール・マフラー

(以上は、千疋屋さんのHPから転載させていただきました。このお知らせの内容は、当茶房のお客さまから教えていただいたものです。本来は、トラックバックとかでやらなければいけないのでしょうが、実は、どうやっていいのか、忘れてしまいました。)



イエメン、そして、アラブの世界
 2006年11月26日(日)
 帰宅してテレビをONしたら、丁度、TBSで「世界遺産」をやっていた。今回は、イエメン。アラビア半島の南端、砂漠と海に挟まれた山岳地帯に、類を見ない街、世界最古の摩天楼都市サナアだった。この前、ぼくのブログの師の臼井純子さんの写真展をキイトスでやっていた折、イエメンの子どもたちの写真があったことと、彼女のギャラリートークの催しの時にも、このサアナのことを聞いていたので、とても関心があった。サナアの建物が高くそびえはじめたのは、膨らむ人口を、城壁の中に詰め込むための知恵で、高いものは、7階にも及ぶ。ひとつの建物の中に、同じ血縁の者同士が10人から30人で部屋を分け合って住んでいる。主な建材は、土を固めただけの日干しレンガ。建物を補強するため、低層階には堅牢な石が使われている、とのナレーション。
 アラビア半島はとても魅力に満ちている。アラブというと、石油、聖戦、テロ、原理主義などがニッポン人のイメージするところ。物騒で危険な場所という悪の印象を与えすぎているのではなかろうか。アングロサクソンが正義で、アラブは悪では、アメリカ西部劇。そういう印象を形作ったのは、テレビなどのインチキマスコミのせいだろうと思う(どうもテレビへの偏見が抜けない)。アラブ=イスラーム世界。イスラーム教徒(ムスリム)は、一日五回の礼拝で神(アッラー)と向かい合う。ラマダーン月の断食、モスク巡礼、公衆浴場ハンマームの愉しみ、ジルバーブ(黒い長衣)を着る女性などもみなコーランに基づくもの。イスラーム教のコーラン、ハーディスには、家族について事細かに書かれているそうだ。神様が人間の家族について語っている宗教は、多くはない。神が家族の理想を説く宗教、それがイスラーム教。だから、彼らは、家族が大事の普通のひとびとなわけで、決して好戦的なひとびとではない。番組では、こんなことは言ってなかったけれど。
 この世界遺産の摩天楼都市サナアの建物の最上階に置かれているのは、マフラージという特別な部屋があった。贅沢の限りをつくし、ステンドグラスの採光、そして、そこは、市街のパノラマを見下ろす特等室となっていて、大切な友達や商談相手を招く、と解説。休日にはここで、カート・パーティが催される。カートはアフリカやアラビアで栽培され、葉を噛み砕き、そのエキスを飲みこむと心地よい高揚感が得られるそうだ。男ばかりで、葉っぱを枝からむしりとり噛んでいる光景は、ちょっと不気味。葉っぱで、恍惚感になりながら、なにが話題となっているのだろうか?番組では、そこまでは突っ込んではいなかった。イエメンのひとびとは、酒は飲まないらしい。ぼくもこのカートの葉っぱを噛んで高揚してみたい、っていうのが正直なところです。
 また、標高2300mの高地に位置するサナアでは、多くの青々とした緑地があって、摩天楼の隙間を縫ってブスターンと呼ばれる共同菜園が広がっていた。この城壁の中で、自給自足の生活が受け継がれてきたとの事だった。
 イエメンもそうだが、アラブのことは知らなすぎる。しかし、アラブは、なんとも平和主義の世界であることを知りました。貴重な番組を観て、今夜は、小確幸でした。



まぼろしの市街戦
 次回、神楽坂おもしろ映画塾第6回例会(12月15日)の映画は、フランス映画「まぼろしの市街戦」に決まりました。詳しくは、近日中にご案内します。在神楽坂のフランス人の皆様も多数参加いただき、日仏映画市民交流とする企画なんですが、フランス行きの飛行機運賃が12月16日からクリスマス・正月料金になるため、大幅にアップ。そのため、在日フランス人は一斉に帰国するようなので、15日の参加は厳しいと、フランスの方に教えていただいた。正月料金はニッポンだけかと思いきや、雲の上の旅客機エア・フランスも同じだなんて、まったく想像もしていなかった。多くのフランス人とニッポン人が集まればいいんだけども。



送られて来たたくさんの絵葉書
20061126001401「誰か絵葉書余っていたらいただけませんか?」などと図々しい呼びかけにもかかわりませず、ユータさまから沢山の絵葉書が届きました。衷心よりお礼申し上げます。有難うございました。余っているという感じではなく、趣味のよさが垣間見れる素敵な絵葉書ばかりで、よろしいのでしょうか。茶房の奥のライティングデスクの上に『遠く離れている父上、母上、知己に手紙を書くためにご利用ください。』コナーのバスケットの中に絵葉書、便箋、封筒を入れています。万年筆、インク、ボールペンは、お貸ししていますので、必要ならばお声をおかけください。息子さんや娘さんからいただいた一枚の葉書で喜んでいるお父さん、お母さんの姿が目にうかびます。特に、ふるさとを離れて東京暮らしをしている息子さんは、だいたいが生きているかどうかも分からないくらい親へ連絡しない方が多い昨今、一言、元気です、だけでよいからお母さんへお出しくださいね。




いろんなお茶を飲んでみたい!
 先日、ペルーの話をお聞きする茶話会で、講師の阪根さんにコカ茶のことを教えてもらおうかと思いながら、聞きそびれてしまったことをブログに書いたら、それを読んだ方から、メールファームから書き込みをいただいた。HNネームなのでご返事等が出来ませんが、有難うございます。
 カフェ業を営んでいるから、珈琲に詳しいと思われる方が少なくないのですが、実は、珈琲よりもぼくは紅茶の方が好きで得意なせいか、葉っぱものには好奇心にかられてしまいます。ですから、将来は、といってもいつのことやら分かりませんが、茶房のメニューには、紅茶系を増やしていきたいわけです。
 そんなわけで、コカ茶の説明書きをいただきましたので、掲載させていただきます。ご本人が書かれたものか、どなたかが書かれたものかはっきりしないのですが。
 コカ茶のこと。
 『ペルーやボリビアなど一部の国や地域では、コカの葉を、疲労回復のための噛みコカやコカ茶、香り付けや薬品の原料など合法的利用といって栽培していますが、日本の麻薬及び向精神薬取締法に抵触する成分を含んでいるため、決してコカ茶を日本に持ち帰らないように。またコカ茶の日本への郵送も禁じられている。コカ茶とは、コカの葉を干したもの数枚~数十枚に熱いお湯を注ぎ、しばらく待ってから飲む。砂糖を入れて飲むことも多い。きわめて日常的な飲み物で、ティーバッグも売られている。カモミール(現地語ではマンサニーリャ : manzanilla)と
混合したティーバックなども売られており、南米では、愛飲する人が多い。ちなみに、ボリビアなどではハーブティー全般をマテと呼ぶので、コカ茶は「マテ・デ・コカ」(mate de coca)と呼ばれている。コカならびにその薬効成分であるコカインには、中枢神経を刺激して精神を興奮させる作用がある。このことによって精神的な疲労を回復させたり、高山病の症状(頭痛、内臓の不快感など)が緩和に用いられる。その反面、精神毒性を示し、幻覚や妄想を生じたり攻撃性が増したりする。また薬物依存を形成して常習化することから、多くの国で麻薬として扱われ、使用・所持・販売が規制されている。日本でも、コカノキ、コカの葉、コカインはすべて麻薬に定められ、栽培も持ち込みも禁止されている。※初期のコカ・コーラには、その名前の由来のコカの麻薬成分が入っていたが、現在は入っていない。』

 いやあ、大変参考になりました。ペルーでは誰でもが飲んでいるのに、日本は厳しいみたい。あとは、現地へ行って飲むだけですが、それがなによりも難しい。それと、香辛料の成分についても、日本は厳しい。以前、我が家のカレーの原料は、インドの「ドーゼン」のカレー粉を使用していたが、突然、その輸入がストップしたため、現在のキイトスで使用しているカレーパウダーとカレーペーストに至ったが、それもこの前、カレパウダーが輸入ストップになり、手に入れるのが困難になりそうだったが、輸入品のカレーの香辛料の一部が変わり、新しい商品となったこともあり、そのせいか、キイトスのカレーは辛さが多少強くなってしまった。インド人はよくてもニッポン人はダメというものは、お茶とかカレーとか、ほかにもいろいろなものがありそうです。



アディダス丼
20061123200050此の頃、夜のキイトス裏メニューである「青春焼きそば丼」の注文をよく受ける。ブログでしか吹聴していないから、その記事を読んで、試食したいというお客様がいるようで、ちょい嬉しい。その名のとおり、人生青春期の特に、男性ならばこの焼きそばの量(通常の2倍)ぐらい朝飯前だと思う。個人的には、男も女もたらふく食べる人種が好きだ。今夜は、その裏メニューのひとつ、「アディダス丼」。これは、近所にある『アディダス・ジャパン』の体育会系男性社員のお客様の一部だけに出していた、当茶房独自の焼肉丼なのですが、勿論、商号を無断使用しているので、1月に新メニューが誕生するあかつきには、裏メニューから表メニュ-になる際に、新たな名称をつけます。青春焼きそば丼もアディダス丼も、しっかりめしあがっていただければ、店主としては、最上のヨロコビです。国産豚ロース肉使用。アディダス丼は、肉多めの焼肉丼です。




ずーっとお待ちしてました!
20061122011239“フォークの神様”と呼ばれる伝説のフォーク歌手、岡林信康が40年に及ぶ音楽活動で初めてラジオの生パーソナリティーを務める、とのスポーツ紙に大きな活字が並んでいた。
 今月23日の文化放送「岡林信康の団塊倶楽部」(午前8時30分)で、還暦を迎えての夢とこれから、団塊世代へのメッセージなどをテーマに2時間半にわたる生放送に挑戦することに。ご本人は、自分の《今》を伝えたいと、スタンバイしている、という内容です。昔のイメージ(反戦フォークの旗手など)にこだわった番組ならお断り、ということで快諾したとか。反戦フォークの草分けとかにイメージされるのは重荷だったらしいが。そのフォークの神様も還暦かあ。還暦まではあっという間だが、その後がなんかとてつもなく長いような気がする。ぼくも還暦にはまだ時間があるが、何れ迎えなくてはならない。まぁ、そんな話題ではありませんでした。

 かたくなほどに、メディアに出ない彼がラジオで語るなんて、涙が出そうなくらいにうれしい。ずーっとお待ちしてました。
それと、来月12月23日には、東京・浜松町の同局新社屋で特別ライブを行う計画が進められているとか。それは、もっとうれしい。



いらない絵葉書があればいただけないでしょうか?
 絵葉書、それも、机の奥の方にあっていらない、使わない不要な絵葉書があればいただけないでしょうか?厚かましいお願いで恐縮です。
絵葉書の使用が認められたのは1900年(明治33年)らしく、106年の歴史があります。日露戦争を機に興った絵葉書ブーム以降、美術作家が手がける芸術性の高い絵葉書は人気を博し、小さな美術作品として愛されました。日本画、洋画を初め日本独特のアールデコデザイン等、モダンデザインの魁になった絵葉書を求めているわけではありません。観光地で売っているような、そんな写真の風景あるの?というようなもので構いません。まあ、絵葉書ならなんでも。
 何に使うの?っていう問いですが、当茶房では、常設コーナーで、「遠く離れているご両親、友だちに葉書を書こう!」なんていうものがあり、このブログでも時々書いてますが、e-mail全盛の今日、手書きで葉書や便箋で手紙を書こう、という趣旨です。これまで、自分の持っていたいろいろな種類の不要な絵葉書や便箋、封筒を置いていたのですが、この数年で、特に絵葉書が底をつきつつあります。そんなもん自分で買って来い!っていうところでしょうが、もし、お客さんの中で、不要な絵葉書をお持ちの方がいらしたら、いただきたいというお願いです。



人生の危機管理なんて
 今夜、茶房のお客さんから、1冊の本「爆笑問題のハインリッヒの法則」を面白いから、っていうことでお借りした。
 サブタイトル:世の中すべて300対29対1の法則で動いている
 シリーズ名:祥伝社黄金文庫
 著者名:爆笑問題(著)
 出版社:祥伝社
●内容
車にぶつかりそうになって、ヒヤッとした経験はありませんか?そんなヒヤッとしたケースが300回あるとすると、そのうち29回はちょっとした接触事故になり、そのうち1回は大きな事故になる。この300対29対1というのは、ハインリッヒというアメリカ人が統計学的に研究して突き止めた危機管理の法則。この300対29対1の比率を、爆笑問題が世の中すべての出来事に当てはめてみると…。
(「BOOK」データベースより)

 この法則のことは、この本を読む前に知っていた。以前、「失敗学のすすめ」(畑村洋太郎著)を読んだ時にはじめて、この法則について知った。ハインリッヒの法則は、労働災害の発生確率から類推した設計における失敗の顕在化の確率 1:29:300 のこと。
 1件の致命的重大な失敗の陰には、29件の軽度の文句をいわれる程度の失敗があり、その陰には300件の文句ではないがまずいと思った程度の日常的に認識された潜在的失敗がある、というもの。たぶん、サラリーマンの皆さんは、会社での社員教育などでよく知っていることなのでしょう。畑村氏は「失敗は成長する」と言っている。「まずい」という体験があったときに何らかの防止策を打つことができれば失敗の成長は止められる。「失敗は予測できる」。ハインリッヒの法則での300件もの小失敗から失敗の予兆を認識し、大きな失敗の発生を防げばいい、ということになる。
 危機管理の法則なんだろうが、仕事はともかく、人生の危機管理の法則ともいえる。人生は、予測しがたいこといっぱいだから、ハインリッヒの法則がいつも頭に浮かべてないととは思うが、ぼくは、この法則を茶房の危機管理ではなくて、趣味の「ロト6」に無理やり当てはめてしまう。まあ、的を得てはいませんが。
 1等を当てるにには、29回のあと少しのいい線で、300回の5等。300回の5等は、5回に1回位の割り合いだから、29回の線にいくには、あと何度買うのだろうか。あと40年は買い続けていかないと。もうとっくに鬼籍に入っているだろうけど。人生の危機管理を甘くみている証左。
爆笑問題のハインリッヒの法則―世の中すべて300対29対1の法則で動いている 爆笑問題のハインリッヒの法則―世の中すべて300対29対1の法則で動いている
爆笑問題 (2005/10)
祥伝社

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世界のAKIBA
 本日、茶房は定休日。ひさびさ、そう4年ぶりに秋葉原に行き、逍遥。「世界の秋葉原」。スワッ!様変わり。JR秋葉原駅の電気街への出入口改札までの迷路が一新されて、構内がいつの間にか、といってもこの4年以内なのだろうが。北関東と世界の電気街を結ぶ「つくばエクスプレス」の始発駅になったために駅周辺は、コペルニクス的な発想の展開を余儀なくさせた。駅前が再開発され高層建物群が続々と建てられている。なんか30年前の新宿西口を連想してしまう。ぼくのパソコン関連知識も4年閉ざされていたので、個々のパソコン関連商品がからっしきり分からない。そこで、本日は、神楽坂おもしろ映画塾の塾長でヒルトップ倶楽部代表でIT関連のお仕事をされている大井直樹さんにお付き合いいただき、「世界のAKIBA」を案内してもらった。ぼくだって4年前はAKIBA系オヤジだったが、もっぱらオーディオ・ビジュアル。CD・MD・LDまでで、すっぱりと終わった。デジカメの容量だって264MBあれば上出来の時代。いつの間にやら、容量は、1G,2G,4Gが当たり前になってしまい、iPodが若者たちの必要アイテムになっている。
 大井さんに、「フラッシュ・メモリー」がなんだか知らなかったぼくを、AKIBAの裏の方にあるPC関係の専門店、部品店をくまなくご案内いただき、商品の概要説明までしてもらいました。更には、ニッポン1の量販店売場の「ヨドバシカメラ秋葉原店」へもお付き合いいただきました。
 世界のAKIBAで買ったモノは、2バンドのラジオ、韓国産の小津安二郎のDVD「東京物語」・黒澤明の「七人の侍」、白熱電球の読書灯。
 4年前には、駅を降りると怪しい男が近づいてきて、「お客さん何を買い物?安いところご案内しますよ」という客引きがいたが、なんだか、そんな人もいなくなり、駅前には、メイドスタイルのお姉さんがビラを配り、それを撮影している男たちが群がっているだけだった。昔も今も、男の街AKIBAは永遠に変わらないような気がする。
 それから、大井さんには、是非、シニアのオヤジ、オババを対象にパソコン教室を是非、当茶房で開催してくれるようお願いしました。



ワイルーロの木の実で幸せに
gg今夜は、第9回キイトス茶話会。ペルーのリマ市にある天野博物館の事務局長の阪根博さんが来日し、ペルーでの遺跡発掘の話をお聞きした。明日、ペルーにお帰りになる忙しい時期にも関わりませず、楽しいお話をしていただき誠に有難うございました。座席は、満員で何人ものお客さまをお断りしたこともあって、ご参加いただけなかった皆様へは、衷心よりお詫び申し上げます。
 また、ペルーといったらアンデス山脈ですが、リマ市が南回帰線にあるにも関わらず気温が夏でも27度位であることが南極からの冷たい海流のせいであるとか、雨量が少ないために海側がほとんど砂漠状態であることも知りました。ペルーの基礎なのでしょうが、行ったこともないので興味ばかりが先行してしまいました。お客さんから、シクラス遺跡の発掘に関わる質問が出ていましたが、ぼくは、遺跡のことよりも、インカ帝国の首都クスコが標高3,300メートルもあって、飛行機に降り立つと同時に高山病との戦いは、どうするのかをお聞きしようかと思ってましたが、給仕をやっていたので聞きそびれてしまった次第です。それと、コカ茶のことも。アルパカやリャマの毛を紡いだ手作りセーターや帽子やポンチョ、コーヒー豆のこともお聞きしたかった。来年、日本にいらした折には、是非、茶話会に再度ご登場いただくこともお約束させていただきましたので、今からとても楽しみにしています。それとペルーのことも勉強しておきます。

 お客様皆様へは、阪根さんからのお土産としてアンデス山脈の岩塩からしみでた塩水を天日で製塩したアンデスの塩(マラスの天日干しの塩)を頂きました。この塩もそうですが、ペルーの岩塩は水晶のような塊で削って使うのですが何しろまろやかな味。世界中の料理人から垂涎の塩なんだそうです。講師の阪根さんは、焼き鳥に使用することを薦めていました。
20061118014835また、左の写真のワイルーロも一人一人に頂きました。ペルーには国土の50%以上を占めるSELVAと呼ばれるジャングルがあり、そのSELVAに自生するのがワイルーロという木の実。愛の絆を深めるとも言われるワイルーロの実は、現地では、持つひとに様々な幸運や金運をもたらしてくれるお守りとして有名とのことです。ご参加いただいた皆様が、この幸運の「木の実」によって佳きことがありますように。




世代を超えて語り継がれる、永遠の名作=映画「若者たち」DVD、ついに到着
若者たち 三部作 DVD-BOX 若者たち 三部作 DVD-BOX
田中邦衛 (2006/08/25)
ジェネオン エンタテインメント

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 本日、アマゾンで映画「若者たち」三部作DVD-BOXを注文していたのが届いた。とっても嬉しい!絶対にDVDにはならないと思っていた。「伝説の青春映画の金字塔が、遂に待望の初ソフト化!!」っていう訳です。オマケにブロドー・サイド・フォーのCDまで付いていた。脚本=山内久、監督=森川時久、主演=田中邦夫、橋本功、山本圭、佐藤オリエ、松山省二。栗原小巻、小川真由美など。
「若者たち」・・・君のゆく道は 果てしなく遠い・・ 泣き、笑い、ぶつかりあった 熱い”青春”が、いままた始まる
 10年前に映画「若者たち」を上映する3000人の会に参加して、新宿の朝日生命ホールで、当時所属していたある職能団体の憲法講演会と併設して、この映画を上映する企画をすすめていたことがあり、それは会場を満員にして大成功だった。
 その後、もうこの映画を観ることはほとんど不可能だと思っていたし、このブログにも、神楽坂で映画「若者たち」を観る会を立ち上げただけで、ほとんどペンディングになっていたが、こうしてDVD化してしまうと、観る会は、休眠会社化になってしまいそう。
 しかし、神楽坂おもしろ映画塾もなんとか始まって、参加者も微増していることもあり、映画塾で観てもらう方向でやっていきたい。
 お楽しみに、なんていいつつも、一番のお楽しみ者は、自分なんだが・・・



越前カニをいただく
田舎の福井からカニの腕にプラスティックのタグがついている越前ガニが送られてきた。感謝感激。しかし、自分でカニミソをどう食べたらよいか、数年前まで知らず、捨てていた。わがニッポン民族は、カニを重宝し、そのほとんどを食べつくしてきたのに。
日本海冬の味覚の代表、ズワイガニ漁が6日午前零時に解禁され、日本海に繰り出していた漁船がいっせいに底引き網を投下、網を引いて海底にいるカニをとる。漁船は夕方には三国港などに帰り、水揚げされたカニは初競りにかけられる。ズワイガニは福井県では「越前ガニ」と呼ぶ。山陰地方では松葉ガニ。雌ガニはセイコガニ。富山県ではコウバガニと呼んでいる。福井の地元はセイコガニを好む傾向にある、とか。

 カニを賞味するニッポン人の嗜好が、ズワイガニを冬の味覚を代表するようにした。解禁と同時に越前ガニを食べに観光客がどっと繰り出して、あっという間にたいらげてしまう。食べることに貪欲なニッポン人に生まれてきてよかったっていうのは、こんな時なのだろう。
 カニミソに地酒をそそいで飲むと天国気分になるらしいけど、冷蔵庫には料理酒しかない、嗚呼、残念無念。 



~ハノーヴァー・スクウェア・ルームズの饗宴・ロンドンの仲間達~
ヴァイオリンとチェロのデュオコンサートシリーズ
   SECOND ROUND
~ハノーヴァー・スクウェア・ルームズの饗宴・ロンドンの仲間達~

...18世紀後半から始まったロンドン音楽シーンの隆盛は、1764年(幼少のモーツァルトが親子共々この地を訪れた年)にバッハ・アーベル・コンサート(クリスチャン・バッハとカール・フリードリヒ・アーベル)に端を発した。この時はロンドンのソーホー地区にあったカーライル・ハウスから始まり、オーマックス・ホール、ハノーヴァー・スクウェア・ルームズと場所を変えて行く。その後、ヨーロッパ各地の演奏家が出演しながら、1790年にハイドンを迎える事になった。1783年からドイツのヴァイオリニスト、ヨハン・ペーター・サロモンによって始められていたサロモン・ハノーヴァー・スクエアシリーズで共演し、彼等と同じ様な優れた演奏家に因るプロフェッショナル・コンサートが更に多く催される様になったのである。今宵の曲の数々は、恐らくそのような場で演奏されたであろう作品である。

 赤津眞言:ヴァイオリン / 高橋弘治:チェロ

 【プログラム】
W.A.モーツァルト(1756~91) ヴァイオリンとバスの為のソナタ ハ長調・へ長調 KV46d,e
W.A.Mozart: Sonata for violin and Bass in C & F, KV46d, e

J.チェルベット(1747~1837) ヴァイオリンとチェロの為の3つのデュオ 作品6-2 ト長調
J.Cervetto: Duo for violin and violoncello op.6-2 in G

P.サロモン(1745~1815) ヴァイオリンとチェロの為の6つのソナタ 作品1-5 ニ長調
J.P.Salomon: Sonata for violin and violoncello op.1-5 in D

【開催日時】12月13日(水)
【開催場所】
 キイトス茶房
  新宿区箪笥町25番地 野吾ビル2F/03-5205-6657
   都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」
   A1出口徒歩1分
【開演時間】
  開場 18:30
  開演 19:00~
【料金】25席限定予約制
  2,000円+ドリンク(別途)
【お問い合わせ・申込先】:080-3285-3142
         duohsr@yahoo.co.jp(高橋)

 注:上記音楽会は、キイトス音楽会ではありません。当茶房を貸切っての赤津眞言氏(ヴァイオリン)と高橋弘治氏(チェロ)お二人の音楽会です。従いまして、申込等は、上記連絡先へどうぞ。

【プロフィール】
赤津眞言 Makoto Akatsu (ヴァイオリン)
 東京生まれ。国立音楽大学にて守岡輝氏に師事。バロック・ヴァイオリンを小野萬里、ヴィオラ・ダ・ガンバと室内楽を千成千徳の各氏に師事。合唱団アトナリテクールを結成しバロックを中心に精力的に演奏活動を行う。1987年オランダのデン・ハーグ王立音楽院に留学、バロック・ヴァイオリンと室内楽をシギスヴァルト・クイケンに師事。1991年第5回国際古楽アンサンブル・コンクールにて第2位を受賞(アフェッティ・ムジカーリ)、1993年ソリスト・デュプロマを得て卒業。在学中よりラ・プティット・バンド、レザール・フロリッサン、ターフェルムジ−ク・トロント等に参加、またコンチェルト・クレンデ、イル・フォンダメント、及び、レ・タラン・リリックのコンサート・マスターを歴任し、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、南米、および中国各地で演奏、録音活動を行う。また、2005年、ベルギー・アントワープ音楽院に招かれてマスター・クラスを担当。国内では北区国際音楽祭、バッハ・コレギウム・ジャパン等への参加。北区「まちかどコンサート」、東京電力TEPCOセミナー等に出演。現在は、レ・ザグレモン、コレギウム・デ・デュニスのコンサート・マスターを勤める傍ら、オーケストラ・ファン・ヴァセナールを主宰、BISより3枚CDをリリース、オランダ、スペインをはじめヨーロッパ各地で演奏し好評を博している。

橋弘治 Koji Takahashi (チェロ)
 桐朋学園大学、ベルギー・ブリュッセル王立音楽院古楽器科卒業。桐朋学園大学在学中より演奏活動を始め、日本各地のオーケストラ、東京ポップス・オーケストラ、オーケストラ・シンポシオン等、幅広いジャンルの演奏活動を行う。1999年渡欧。イタリア、スペインの音楽祭に招かれて演奏し好評を博す。2001年から2006年までラ・プティット・バンドのソリスト、通奏低音奏者としてヨーロッパ各地で演奏活動を行う。2006年秋より本格的に日本に活動拠点を移し、活発な演奏活動を行っている。これまでにチェロを中島顕、古澤渉、故山川郁子、倉田澄子の各氏に、室内楽をゴールドベルク山根美代子氏に師事。バロック・チェロをアラン・ジェルヴロウ、鈴木秀美の各氏に師事。



山本容子さんの「パリ散歩画帖」
パリ散歩画帖
FIGARO BOOKS パリ散歩画帖 FIGARO BOOKS パリ散歩画帖
山本 容子 (2006/10/31)
阪急コミュニケーションズ

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 本日、山本容子さんの新刊書が文鳥堂書店さんから届く。山本容子さんが有名になる前からずーと興味をもって購入していたので、結局、ほとんどの書籍は読んでいることになる。だから、今でも新刊書が出るたびに必ず購入しています。本書は、山本容子さんがついこの前のサッカーワールドカップのフランスvsイタリア決勝の頃にパリ短期滞在されていたようで、その生活ぶりや小路を散歩しながら見つけたパリの日常を画帖としてまとめた、っていう本。内容は、旅の記憶の方法、パリの日常を探す旅ーめざすは16区、パリと遊ぶための道具選び、アートと文学に触れる小路、パリの日曜日の過ごし方などなど。パリ好きなひとにはたまらない1冊。阪急コミニケーションズ(PEN、FIGAROなどを発行)がフィガロ・ブックスという叢書を発行するようで、そのシリーズの目玉商品というところ。帯には、「フランスパンの袋を、カフェのメニューを、メトロの切符を、キッチュにコラージュ。美しい旅の断片が一冊の思い出の画帖になりました。あなたもこんな旅のノート、作ってみませんか?」
帰りの電車の中で読み終えてしまいましたが、山本容子さんの版画や手書きのレシピ(ドフィーヌ風じゃがいもグラタン、トマトとオニオンの冷サラダなど)もたっぷりあって、パリ短期滞在生活を共有してしまう楽しい本でした。  



さらば、6、8、18!
masumi球界でも稀に見るリーダーシップの持ち主と言われ、練習の虫の小久保裕紀内野手、大ファンの桑田真澄投手、俊足、巧打、勝負強い、守備も良いと3拍子そろった理論派内野手の仁志敏久内野手が、読売ジャイアンツを去ってしまい、なんだか、真夏がいきなり終焉して秋になったように寂しい。もう、ジャイアンツのファンでいる理由もなくなってしまった。さらば、背番号6、8、18!さらば、読売ジャイアンツ!
 来年は、大リーガー桑田真澄をひたすら応援することにします。




フラウト・トラヴェルソ
lilikoキイトスの新春音楽会第2弾は、バロック・フルート(フラウト・トラヴェルソ)の第一人者としてご活躍の前田りり子さんを招聘いたします。「古楽の愉しみーフラウト・トラヴェルソの音楽会」(案)を予定しております。現在、日程等を調整させていただいています。

 *フラウト・トラヴェルソは、つげ、黒檀などの堅い木で作られており、フルートが木管楽器であることが良く分かります。



はっきり言って、あなたの事が好き
ayumiイラストレーターの大橋歩さんからイラストレーター展のご案内をいただいた。大橋歩1940年三重県生まれ。若い世代の男女は知らない人もいるかもしれないが、ぼくらオヤジ世代は、大抵の人は知っている。週刊「平凡パンチ」の表紙をずーっと描いていた女性。生活本も含めて、本は100冊は出していると思う。生活を豊かにする人。生活を豊かにするというのは、ブランド品や嗜好品を揃えることではありません。身近にある紙や布を使って、遊ぶことを教えてくれたのは大橋歩さんだった。長女が幼児の時は、大橋歩さんの絵本を大事にしていたっけ。大橋歩さんのことを最初に教えてくれたのは、大学の時に河田町の大学病院でバイトしていた時に薬剤師のお姉さんから本の紹介をしてもらった。大橋歩さんにとても顔が似ていた人だった。それ以来、この人の本は、いつも自宅の本箱にあった。かなりの期間、出版されれば買っていた。はっきり言って、大橋歩さん、あなたのことが好きなんだろう、と思う。個展には必ず行きます。これからも、元気で描き続けてくれますように。

大橋歩イラストレーション展 歩のあゆみ
 「平凡パンチ」から「アルネ」まで。ファッション&イラストレーション
 2006年10月30日(月)~11月24日(金)
 11:00a.m.~7:00p.m.(水曜日は8:30p.m.)
土・日・祝祭日休館 入場無料
 *第一会場:クリエイションギャラリーG8
 中央区銀座8-4-17リクルートGINZA8ビル1F 03-3575-6918
*第二会場:ガーディアン・ガーデン
 中央区銀座7-3-5リクルートGINZA7ビルB1F 03-5568-8818
 



ボサノヴァをあなたに
sapatosキイトス茶房の新春の音楽会第1弾は、ギタリストの木村純さんとサックス奏者の三四朗さんのボサノヴァユニットです。男性ユニットのサパトスが登場します。sapatosとはポルトガル語で「靴」の意。靴というのは左右揃って初めて用をなす。サパトスも、二人でひとつ、ということです。ご期待ください。詳細は後日お知らせします。





シコメの日記
『醜女の日記』シャルル・ブリニエ

 近頃、教師のいじめとかで自殺してしまった少年のことでかまびすしいけど、ぼくも中学の時に数学の教師立川某という男にネチネチと甚振られたことを思い出してしまった。「グッド・ウィル・ハンティング」の主人公みたく数学の天才で、教師が嫉妬してしまうような数学の能力が長けていたわけでもないのに、名指しで甚振られた。理由は今もって不明。その中学高校一貫校は、進学校でもないのに、中学2年で中学数学の課程が終わり、音楽は、楽譜を読んでこの曲を演奏したら何分何秒かかるかとか、美術は、絵を描かずに色の三原色原理とニッポンの美術史、家庭科はなくて、体育はグループでラジオ体操を創ることとマラソンと武田節のマスゲーム、理科は科目毎に教室移動で、化学は元素記号の質量の暗記が強制、物理はひたすら計算問題を解き、出来ないと静電気をかけられる。生物はウサギの解剖までやらされた中学生活でした。これだけ語れば、同窓は即わかると思う。一学年4クラス。女の先生もひとりもおらず、要するにオトコだけの社会で、ぼくらは暗黒社会と言ってた。しかも、性教育は半端ではなかった。まだ精通も始まってもいない少年たちには、興味と畏怖が半々でした。この学校は他校とは変わっていた。その影響なのか、卒業生はみな結婚が遅いかしない男が続出していた。
 性教育の担当教師は、これがまた、数学教師の立川某だった。「お前らは、男の性の構造を知りつくすことによって、女性をいたわり、優しくすることができる。女性ほど精巧なものはない。」というのが口癖であった。また、立川某は、よりによって、13歳の少年たちに『醜女の日記』(シャルル・ブリニエ著)を読むことを半強制していた。ぼくは、この男がなによりも嫌いだったこともあり、その本を読むことはしなかったのだが、なんだか、ずーとその本のタイトルと著者だけは、20歳を超えて、その本を読むにいたるときも、そして、今も、どんよりと頭のどこかの部署に残ってしまっている。
 『醜女』は、ブスという意味になるのかもしれないが、「しこめ」と読む。ケイタイやパソコンで書いても変換されないのは、あまり適正な言葉でないからだろうか。
 本の内容:この物語の主人公は歌手で、とても美しい声をもつが、彼女の顔はあまりにも醜い。誰にも愛されないとあきらめていた彼女は、歌一筋に生きようとする。彼女は、その卑屈にもなり、性格も歪んでしまっていき、厭世的な日記が続く。そんな彼女のことを心から愛する男があらわれるのだが、確か、彼女の仕事関係者で、最初彼女はその男に気持ちを打ち明けられても、素直に信じることができない。それでも自分もその男を愛していたということに気がつき、人を愛する喜びのようなものを知った彼女の日記は、別人のように恋する女心を綴る内容に変わる。やがて彼女は男のために美しくなりたいと思うようになる。そして整形することを決意する。整形して今より美しくなればあの人もきっと喜んでくれる、そして、もっともっとあの人に愛されるにちがいない。彼女はそう信じて疑わなかった。しかし男は、整形して美しくなった彼女を見て激しく落胆する。「愛していたのは以前のあの顔だったのに」。結局、彼女は、たったひとつの大事なものを失ってしまった。激しい後悔と自己嫌悪と絶望の果てに彼女は列車に飛び込んでこの世を去る。
 まあ、簡単に書くとこんな内容なわけです。ブラックユーモアな本ではないことは確かでしたが。

 相当な大昔の本だから、岩波文庫位ならあるかもしれない。 
 なんで、昔しのむしずが走る数学の教師のことなんかを急に思いだしてしまったんだろうか?疲れているんだろう、きっと。
(後日談:立川某との戦いは、ぼくの方が根負けし、母に普通の学校に転校したいとだけ話し、高校受験が認められていないこともあり、中学3年の時に、家の近所に新しい中学が開校したこともあって転校。ようやく心の平和が訪れる。教師からの不可解な攻撃は本当にある。しかし、あまりに遠い昔しなのだが、時々思い出すのだからいやになる。もちろん、この教師がなぜこの本を読め、と主張していたのかは、今も分からない。)  



ふぐの卵巣を食べる夜
 2006年11月7日(火)
 なんだか、全身が気だるい。11月は茶房主催の催しものが多いせいなのか、それと大イベントだったNYフィルのボッティさんを迎えての茶房コンサートも満席で終わったこともあって、ほっと安堵と疲労感のせいか、歳のせいかだろう。
 家に帰って、食事をしようとしたら、冷蔵庫の中にふぐの卵巣の糠漬けがあった。これは、石川県の郷土料理。有名かどうかは知らないが、わが尊敬する発酵学の小泉武夫東京農業大学教授も、「漬け物大全」(平凡社新書)に、鯖のへしこ同様に詳しく書いている。河豚(フグ)の卵巣には、肝などと同様に致死性の高い毒素テトロドトキシンを多く含んでおり、当然そのままでは食用には向かない。しかし、石川県白山市、金沢市の金石、大野地区では、その卵巣を1年間塩漬けし、更に4年のあいだ糠漬けにするという大変に時間をかけた製法により、毒素を消失させ珍味として販売している。糠に含まれるある種の酵素が醗酵する際に毒素を分解するのではないかという説があるが、正確な理由はまだ明らかにされていない、ようだ。約5年で食べれるようになるわけだから、途中で食されて命を落としたひとが何十人も、何百人もいたんだろうなあ。
 味は濃厚で、御飯の友や酒の肴として重宝されている。小泉教授は、これを「宝漬け」と紹介していた。フグの卵巣=猛毒、というわけで、これだけは捨ててしまうと思っていたら、ニッポン人は食べてしまうんですね。先祖伝来の食への執着は凄いもんです。食品衛生法により食用を禁止され、廃棄しなければならない部位を、このような加工法で食品として製造しているのは、日本全国でこの美川、金石、大野地方のみだそうだ。
 まあ、タラコの塩っぽいというのが率直な味です。でもお茶漬けで食べると美味い!



第9回茶話会「アンデスの謎を解く」は、満員となりました。
 キイトス茶房では、各分野でご活躍の方々を講師としてご招聘し、お客様と肘を交え、お茶を飲みながら、講師から専門的な話も含めコミュニケートもしつつ楽しい時間となるように心掛けながら、三世代が語り合える茶話会なるものを不定期に開催しております。
 下記の第9回茶話会は、多数の皆様からお申込をいただき、既に定員オーバーとなりました。厚くお礼申し上げます。
 キャンセル待ちがありますので、今月 15日に、なんとしてでもの方は、申し訳ないですが、確認のメールか電話をいただければ幸甚に存じます。
                  記
●第9回茶話会(11月)
 世界史で習った世界の四大文明は、メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明ですが、ペルーで4800年前の神殿遺構=シクラス遺跡が発見されたとの朝日新聞の報道がちょっと前にありました。これは米大陸最古級のもの。世界史が変わってしまうかもしれません。マヤ、インカなどの高山文明は13世紀(日本では、鎌倉時代)ですからとても古代文明とは呼べません。五大文明となるかもしれないと思うとドキドキします。
 講師の阪根博さんは、今回のシクラス遺跡の発見の当事者。ご本人が来日し、直接そのお話をうかがうというもの。遺跡好き、古代文明好きの方は、お楽しみに。そうでない方も是非どうぞ。
 講師 「天野博物館」事務局長 阪根博さん
 演題 「アンデス文明の謎を解く」*天野博物館=ペルーのリマにあり、インカやプレ・インカ時代の土器や織物などが展示されている。
 日時 2006年11月17日(金)午後7時より
 場所 キイトス茶房




15歳で読む本
 村上春樹、「人生初」記者会見
 第6回フランツ・カフカ賞を受賞した作家村上春樹が、10月30日、プラハで開かれた贈呈式や会見に出席した模様が、ぼくが読む東京新聞に掲載されていた。東京新聞に掲載ということは、日本の他のメジャーな大新聞にも載っているのだろう。公の場に出ることはほとんどない彼だが、記者会見に応じたといのは大ニュース扱い。現地プラハにて、村上春樹は、「もっとも好きな作家のひとり」というカフカへの思いを率直に語ったそうだ。村上春樹といったら、20代前半の写真と安西水丸のイラスト顔しか出てこないが、記者会見の村上春樹は、普通の57歳のオヤジ顔だが、頭の中は青年のまま。
 地元出版社の主催で、記者会見が開かれた。チェコでは『海辺のカフカ』が出版されたばかり。多数の地元メディアと日本のマスコミが詰めかける関心の高さで、プラハを初めて訪れた村上春樹を驚かせたようだ。
 記者会見で、なぜ主人公の名が「カフカ」なのか、と問われ、「『海辺のカフカ』では15歳の少年を書きたかった。僕が初めてカフカを読んだのが15の時だったから、主人公にカフカという名前をつけた。その意味で、この本はカフカへのオマージュといえます」と答えたことが報道されていた。harukistカフカ少年は15歳にして「変身」「審判」「城」に加えて「流刑地にて」も読んでいるという設定だが、これは村上少年の実体験が下敷きになっていたわけだ。「城」を読んで衝撃を受けて以来、村上春樹はカフカのほとんどの作品をくりかえし読み、ドストエフスキーと並んで大きな影響を受けてきたといわれている。
 みなさんは、15歳の時に何を読んでいましたか?ちょっとタイムスリップして思い出してみてください。ぼくは、漱石の三四郎でしたが。
 まあ、しかし、今年で6回目の新しい賞がなぜ短期間に高い知名度を得るようになったのだろうか。一昨年のイェリネクは、その年のノーベル文学賞に選ばれ、昨年の受賞者ピンターも、続いてノーベル文学賞に選ばれたことで、一気に耳目を集めることとなった。

 初の記者会見で日本人記者が、「カフカ賞の受賞者はノーベル賞の候補とも言われますがどう思われますか」と質問したが、村上春樹は、やれやれ、といった感じで、「ノーベル賞については誰からも何も言われてないし実際、何の賞にも興味ないんです。僕の読者が、僕の賞です。カフカを尊敬しているから賞をもらいにきたので、ノーベル賞をねらってなんてことはないですよ。」と回答。
 ノーベル文学賞の受賞の基準は一切明らかにされていないが、大陸順という説もあるらしく、来年はアジアの番ということで受賞かもしれない。ノーベル賞にとても畏敬しすぎているニッポンだけれど、村上春樹作品がノーベル賞の対象になるものなのかとは思う。
 しかし、村上春樹が燕尾服を着て、皇居で天皇から文化勲章(ノーベル賞受賞者は、文化勲章、という慣習がある。)を受賞して満面の微笑みをしている姿はなんだか想像できないなあ。でも、元ハルキストとしては、受賞は密かな楽しみです。  



ボッティさん、林さん、有難うございました!
 本日のキイトス音楽会は、昨夜来日したニューヨーク・フィルのボッティさんと元メキシコ交響楽団の林さんと二人によるオーボエのコンサートでした。ぼくは、ハインツ・ホリガーのテレマンのオーボエが好みでよく聴いているので、テレマンを中心に演奏をお願いしていましたが、ソロもディオもオーボエ二本での演奏はないらしく、無知を露呈してしまいましたが、無理難題な依頼を快く受け入れて素敵な音色と演奏並びにオーボエという楽器の詳細な説明まで日本語と英語で楽しくお話いただき誠に有難うございました。オーケストラの中でオーボエ、または同族楽器のEnglish Hornがどのような使われ方をされているのか、林さんとボッティさんが話をしながら、楽しくご紹介をいただき、また、新世界、チャイコフスキーの第4交響曲の第2楽章の冒頭のソロなどの超有名どころまで演奏していただき、みんな大喜びでした。また、ニューヨーク・フィルのオーボエ演奏家になるためのお話など、普通のコンサートでは絶対に聞けないことまでお話いただき楽しい時間を持つことができました。ny特に、ボッティさんは、明日の初台のオペラシティでのニューヨーク・フィルの演奏会、大分、兵庫、東京での演奏会を連続で控えているのにも関わらず、熱い演奏をいただき本当に有難うございました。厚くお礼申し上げます。

【演奏内容】
・Mozart Aria selections from Operas "Figaro", "Don Giovanni" and "The Magic Flute".
・Oboe and English Horn Orchestral Hilights
・Telemann Sonata in G major TWV 40:101
  
 ぼく自身は、もうテレマンを聴けただけで、大満足でした。堪能させていただきました。
 また、オーボエ奏者になろうと思う人は、オーボエの吹き方を学ぶ前に、リードの作り方を学ばなくてはならないという話も盛り上がりました。リードというのはほとんど使い捨て状態で、コンサートでは、1日で駄目になってしまうこと。オーボエ奏者の方は自分でリードを作られる方がほとんどだということ。毎回、リード作りに成功するわけではないこと。材料の葦も一応植物なので、状態の善し悪しがあること。オーボエ奏者はいつもナイフで葦を削っていて、練習時間より、葦を削っている時間の方が多いことの話もうかがいました。
演奏方法も息を吹き込む楽器は肺活量がないと息が続かなく、ブレスするところで思いっきり息を吸い込み、又吹き直しますが、オーボエの場合、息があまってしまうために顔を真っ赤になります。そして、奏者はブレスをするところで、あまった息を吐き出し、そして次の演奏に向けて息を吸うという難しい呼吸法を用いていることをボッティさんが実演していただきました。マスターするのが非常に困難な楽器だということもわかりました。今夜、この音楽会にいらしたお客さまは、ぼくを含めて、忘れられない音楽会だったと思います。
 また、ローリン・マゼール氏率いるニューヨーク・フィルが来日した折には、ぜひ再びこの神楽坂の場末の茶房で柔らかく、表現力に満ちた独特の音、甘美な音色をお聴かせください。有難うございました。



民主主義に勝る権威と価値観を認めない
2006年11月3日(金)文化の日。
 国民の祝日だが、はたして、この日は一体何を祝うのだろうか?
文化勲章者ほかの叙勲者が公表される。今年は、瀬戸内寂聴さんが叙勲されて、あのひとでさえ満面の笑みを浮かべ嬉しそうだった。音楽評論の吉田秀和さんも叙勲されて、音楽鑑賞ではさんざんお世話になっていることもあって、このひとの叙勲ははなはだ嬉しい。だいぶ前のことだが、ぼくの前の仕事で、その職業団体の長だったひとが黄綬褒章を受章して、そのお祝い会が京王プラザホテルで行われ、その式に参列したことがあったが、本当に叙勲者というのは嬉しそうでした。
 叙勲の序列は、職業選択の自由があるとはいえ、社会的階層に基づいている。その大小に関係なく、お祝いの会というものが、全国津々浦々で行われるのだろう。金と名誉が欲しいのは人間の性なのだろうか。しかし、文化の日に皇居で天皇から貰える文化勲章を 辞退したひとは、いる。
 河井寛次郎(陶芸家。1955年に辞退。人間国宝・芸術院会員への推薦も同様に辞退)、熊谷守一(画家。1968年) 、大江健三郎(小説家。1994年にノーベル文学賞を受賞。慣例として文化勲章と文化功労者の授与が決定されたが、拒否)、杉村春子(女優。1995年)の4名。

 この制度は、戦前からずーッとある。戦後の一時期だけ、叙勲制度は、日本国憲法の法の下の平等に反すると裁判闘争をした反権力の人物もいたが、いまはそんな骨太人間はいない。しかし、大江健三郎氏の「民主主義に勝る権威と価値観を認めない 。」との拒否理由は、なかなか言えそうで言えない。もう彼のような作家はこの風土のもとではもう現れないだろう。
 文化勲章というと、若い時から仕事上でお世話になった桂林書院の社長の一言を思い出す。「文化勲章受賞者の各論文を読んでみたい。」。確かに、文化勲章受賞者は、この極東の島国の知性の集大成だとは思う。
【過去の文化勲章受賞者】
1937年 : 長岡半太郎 - 本多光太郎 - 木村栄 - 佐佐木信綱 - 幸田露伴 - 岡田三郎助 - 竹内栖鳳 - 藤島武二 - 横山大観
1940年 : 高木貞治 - 西田幾多郎 - 川合玉堂 - 佐々木隆興
1943年 : 伊東忠太 - 鈴木梅太郎 - 朝比奈泰彦 - 湯川秀樹 - 徳富蘇峰 - 三宅雪嶺 - 和田英作
1944年 : 田中館愛橘 - 岡部金治郎 - 志賀潔 - 稲田龍吉 - 狩野直喜 - 高楠順次郎
1946年 : 中田薫 - 宮部金吾 - 俵国一 - 仁科芳雄 - 梅若万三郎 - 岩波茂雄
1948年 : 木原均 - 長谷川如是閑 - 朝倉文夫 - 上村松園 - 安田靫彦
1949年 : 尾上菊五郎 - 津田左右吉 - 鈴木大拙 - 三浦謹之助 - 岡田武松 - 真島利行 - 谷崎潤一郎 - 志賀直哉
1950年 : 牧野英一 - 田辺元 - 藤井健次郎 - 三島徳七 - 小林古径 - 土井晩翠 - 正宗白鳥
1951年 : 柳田国男 - 光田健輔 - 西川正治 - 菊池正士 - 斎藤茂吉 - 武者小路実篤 - 中村吉右衛門
1952年 : 梅原龍三郎 - 熊谷岱蔵 - 佐々木惣一 - 辻善之助 - 朝永振一郎 - 永井荷風 - 安井曾太郎
1953年 : 板谷波山 - 宇井伯寿 - 香取秀真 - 喜多六平太 - 羽田亨 - 矢部長克
1954年 : 勝沼精蔵 - 鏑木清方 - 金田一京助 - 高浜虚子 - 萩原雄祐
1955年 : 大谷竹次郎 - 稀音家浄観 - 平沼亮三 - 二木謙三 - 前田青邨 - 増本量 - 和辻哲郎
1956年 : 安藤広太郎 - 坂本繁二郎 - 新村出 - 古畑種基 - 村上武次郎 - 八木秀次 - 山田耕筰
1957年 : 牧野富太郎 - 緒方知三郎 - 久保田万太郎 - 小平邦彦 - 西山翠嶂 - 山田孝雄 - 吉住小三郎
1958年 : 北村西望 - 近藤平三郎 - 野副鉄男 - 松林桂月
1959年 : 川端龍子 - 小泉信三 - 丹羽保次郎 - 里見 - 吉田富三
1960年 : 岡潔 - 佐藤春夫 - 田中耕太郎 - 吉川英治
1961年 : 川端康成 - 鈴木虎雄 - 富本憲吉 - 堂本印象 - 福田平八郎 - 水島三一郎
1962年 : 梅沢浜夫 - 奥村土牛 - 桑田義備 - 中村岳陵 - 平櫛田中
1963年 : 久野寧 - 古賀逸策
1964年 : 茅誠司 - 大佛次郎 - 藪田貞治郎 - 吉田五十八 - 我妻栄
1965年 : 赤堀四郎 - 小絲源太郎 - 諸橋轍次 - 山口蓬春 - 山本有三
1966年 : 井伏鱒二 - 徳岡神泉 - 仁田勇
1967年 : 小林秀雄 - 坂口謹一郎 - 林武 - 村野藤吾 - 山県昌夫
1968年 : 堅山南風 - 黒川利雄 - 鈴木雅次 - 浜田庄司
1969年 : 獅子文六 - 落合英二 - 正田建次郎 - 東山魁夷
1970年 : 冲中重雄 - 棟方志功
1971年 : 赤木正雄 - 荒川豊蔵 - 野上弥生子 - 安井琢磨
1972年 : 内田祥三 - 小野清一郎 - 岡鹿之助 - 早石修
1973年 : 石原謙 - 勝木保次 - 久保亮五 - 瀬藤象二 - 谷口吉郎
1974年 : 石坂公成 - 江崎玲於奈 - 杉山寧 - 永田武 - 橋本明治
1975年 : 江橋節郎 - 小山敬三 - 田崎広助 - 中川一政 - 広中平祐
1976年 : 井上靖 - 小野竹喬 - 木村資生 - 松田権六 - 森嶋通夫
1977年 : 桜田一郎 - 田宮博 - 中村元 - 丹羽文雄 - 山本丘人
1978年 : 尾崎一雄 - 楠部弥弌 - 杉村隆 - 田中美知太郎 - 南部陽一郎
1979年 : 今西錦司 - 中村歌右衛門 (6代目) - 沢田政広 - 高橋誠一郎 - 堀口大学
1980年 : 小倉遊亀 - 小谷正雄 - 丹下健三 - 東畑精一 - 中村勘三郎 (17代目)
1981年 : 高柳健次郎 - 永井龍男 - 松本白鸚 (初代) - 山口華楊 - 横田喜三郎 - 福井謙一
1982年 : 坂本太郎 - 高山辰雄 - 津田恭介 - 藤間勘十郎 - 吉識雅夫
1983年 : 山本健吉 - 牛島憲之 - 小磯良平 - 服部四郎 - 武藤清
1984年 : 上村松篁 - 奥田元宋 - 貝塚茂樹 - 高橋信次 - 利根川進
1985年 : 円地文子 - 黒沢明 - 相良守峯 - 西川寧 - 和達清夫
1986年 : 荻須高徳 - 岡義武 - 土屋文明 - 名取礼二 - 林忠四郎
1987年 : 池田遥邨 - 岡田善雄 - 草野心平 - 桑原武夫 - 尾上松緑 (2代目)
1988年 : 今井功 - 円鍔勝三 - 河盛好蔵 - 末永雅雄 - 西塚泰美
1989年 : 片岡球子 - 鈴木竹雄 - 富永直樹 - 西沢潤一 - 吉井淳二
1990年 : 石井良助 - 市古貞次 - 井上八千代 - 金子鴎亭 - 長倉三郎
1991年 : 猪瀬博 - 江上波夫 - 蓮田修吾郎 - 福沢一郎 - 森繁久彌
1992年 : 青山杉雨 - 井深大 - 大塚久雄 - 佐藤太清 - 森野米三
1993年 : 大隅健一郎 - 小田稔 - 帖佐美行 - 司馬遼太郎 - 森田茂
1994年 : 朝比奈隆 - 岩橋英遠 - 梅棹忠夫 - 島秀雄 - 満田久輝
1995年 : 遠藤周作 - 佐治賢使 - 団藤重光 - 花房秀三郎 - 増田四郎
1996年 : 浅蔵五十吉 - 伊藤清永 - 伊藤正男 - 竹内理三 - 森英恵
1997年 : 千宗室 - 宇沢弘文 - 小柴昌俊 - 高橋節郎 - 向山光昭
1998年 : 芦原義信 - 岸本忠三 - 平山郁夫 - 村上三島 - 山本達郎
1999年 : 阿川弘之 - 秋野不矩 - 伊藤正己 - 梅原猛 - 田村三郎
2000年 : 石川忠雄 - 大久保婦久子 - 白川英樹 - 杉岡華邨 - 野依良治 - 山田五十鈴
2001年 : 井口洋夫 - 豊島久真男 - 中根千枝 - 守屋多々志 - 淀井敏夫
2002年 : 小宮隆太郎 - 近藤次郎 - 新藤兼人 - 杉本苑子 - 田中耕一 - 藤田喬平
2003年 : 大岡信 - 緒方貞子 - 加山又造 - 西島和彦 - 森亘
2004年 : 白川静 - 中村雀右衛門 (4代目) - 戸塚洋二 - 福王寺法林 - 小林斗盦
2005年 : 青木龍山 - 斎藤真 - 沢田敏男 - 日野原重明 - 森光子
2006年 : 荒田吉明 - 大山忠作 - 篠原三代平 - 瀬戸内寂聴 - 吉田秀和




神楽坂おもしろ映画塾のお知らせ
第5回神楽坂おもしろ映画塾例会のご案内
 映画「生きるべきか死ぬべきか」、ついに登場!


 粋な人が集う粋な神楽坂で、ソフィスティケイテッド・コメディを観よう。
 11月開催の神楽坂おもしろ映画塾はいつもの第3金曜では無く、第4金曜の24日に開催されます。飛び石連休の谷間ですが、ぜひご参加下さい。
 作品は初の外国映画(アメリカ映画)、1942年エルンスト・ルビッチ監督「生きるべきか死ぬべきか(To be or not to be)」です。
 戦時下のポーランドを舞台としたラブ・サスペンス・コメディ(!!!)なんです。シェイクスピアの名せりふがタイトルになっています。
 注目したいのは主演女優のキャロル・ロンバードです。
 過去4回のおもしろ映画塾では、
 南田洋子、左幸子、原節子、小暮美千代、久我美子、京マチ子など女優陣が輝いていました。
 今回は、プラチナブロンド、スクリューボールコメディの女王、クラーク・ゲイブルの結婚相手のキャロル・ロンバードです。
この作品のクランクアップの1週間後に飛行機事故で亡くなっています。享年33歳。う~む、美人はパンツを穿くめいでなく、美人薄命。
 この作品は戦前の作品ですから、日本公開はかなり後になってから1989年ひっそりと公開されました。TV公開時タイトルは「お芝居とスパイ騒動(最悪!!!)」。またビデオもDVDのひっそりと発売されています。
ほとんどの人が知らないこの素敵な作品を、上質なヴィンテージワインを味わうがごとく、ぜひキイトス茶房でお楽しみ下さい。(塾長 大井直樹談)

 追伸 例会の夜は、キイトス茶房休みのため、参加者は、缶ビール、ワンカップ大関、ワイン、食事、ケーキなど勝手に持ち込みください。参加ご希望の方は、キイトス茶房へ電話予約か、キイトス茶房ブログのメールフォームから申し込みください。



加賀乙彦短編小説全集全5巻やっと入手!
 加賀乙彦といったら、『帰らざる夏』。この小説は、神楽坂で月1開催の読書会「おもしろ本棚」の会員だった時に、課題本として読んだのが初めての彼の作品。講談社から発行されている(1973)。内容は、昭和20年8月における名古屋の陸軍幼年学校の話。天皇制という時代精神をもっとも忠実かつ極端に信じこんだ少年兵たちの破滅を描くことで、死せる少年兵たちと同様に天皇制を擁護しながらも無傷で戦後を生き延びた大人たちを批判している。ぼくのブログの「終戦記念日の黙祷後に思うこと」にも詳しく書いたけれども。
 加賀乙彦は、1929年4月22日生まれの小説家で精神科医。東京市芝区三田に生まれた。東京府立六中を経て、1944年、名古屋の陸軍幼年学校に入学するも、在学中に敗戦を迎えたため軍人への道が絶たれる。その時の時代背景を小説にしたのが、「帰らざる夏」。「永遠の都」と背景がダブってしまう。
 東大医学部卒業、東京拘置所医務部技官を経て、フランス留学を果たす。パリ大学サンタンヌ病院、北仏サンヴナン病院に勤務し、1960年帰国。同年医学博士号取得。東大附属病院精神科助手、東京医科歯科大助教授、1969年から上智大教授。1979年から文筆に専念。1987年のクリスマス(58歳)に遠藤周作の影響でカトリックの洗礼を受ける。現在、『新潮』にて、「永遠の都」の続編である『雲の都 第3部 城砦』を連載中。
 時々、マスターの推薦の本は?と聞かれることがあるけど、ほとんど、「永遠の都」を推薦しています。全7巻でかなりの読み応えがある作品ですけど、読まれたお客さんは、ほとんど100%感動したことを報告してくれる。日露戦争から太平洋戦争の間の外科医一族の大河小説なんだけど、もう唸るくらいしか言葉が浮かばない。
 なお、当茶房には、下記の作品が揃っています。
•『宣告 上巻・中巻・下巻』新潮社、
•『帰らざる夏』講談社
•『永遠の都 1~7 』新潮社(新潮文庫)
•『湿原』
•『死刑囚の記録』中央公論新社
•『ドストエフスキイ』中央公論新社
•『雲の都 第1部 広場』新潮社
•『雲の都 第2部 時計台』新潮社
•『ザビエルとその弟子』講談社
•『高山右近』講談社
•『フランドルの冬』新潮社

 実は、何故加賀乙彦作品を紹介したかというと、今日、加賀乙彦短編小説全集全5巻(潮出版社1984)を手に入れたから。まだ読んでいない作品ばかりで、なんだかドキドキする。人生洞察の透徹と心理描写の深さ。人間存在のどうしようもない孤独、永劫に癒されぬ人間の不安、愛の不在など陰影のある筆致で巧みに描破する加賀乙彦の初期の短編作品に、今夜も眠れそうにない。




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●「神楽坂/美女マカロン」パティシエのヒロ・タカイ氏の都合もよくなり、9月10日より再度発売します!   アーモンドブードル、粉糖、卵白、水、紅花CLA粉末、コラーゲン、無塩バター、天然塩、卵黄、あまみ等が原材料。美女になるための必須条件を満たす、ピュア美女スィーツ誕生。1個150円。
●「神楽坂/美男マカロン」パティシエのヒロ・タカイ氏の都合もよくなり、9月10日より再度発売します!   アーモンドブードル、粉糖、卵白、グラニュー糖、ビネガー、水、コラーゲン、牛乳、水あめ、食塩、生クリーム、バターが原材料。沖縄の海深ミネラル塩を使い、珊瑚のカルシウムと海のミネラルが 摂取できます。生キャラメル・セルが特徴。神楽坂の美男ダンディズムスィーツ誕生。1個150円。
●「キイトス・フロランタン」2月7日より発売中!1個200円。
●キイトス茶房の課題 “Pax intrantibus, Salus exeuntibus=歩み入るひとに安らぎを、去りゆくひとに幸せを”を謳って運営しています。
●キイトス茶房は、勉強会、ゼミ、小集会、小宴会、会合、催し物等にスペースを貸出してます。詳細は、03(5206)6657まで。


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動物占いを一度したらペガサスだった。血液型は、世間から最低、最悪といわれるB型。身長173cmだがfat系。小学校6年の時に170cmだったから、その後、青年期に3cmしか成長していない。人生3cmの男で以後今日に至る。ヒトと特に異なる点は、内臓逆位となっているため、心臓が右にある。100万人に一人といわれて、高校の校医がX線撮らせてくれと懇願されたことがある。変わり者ではない。短気で涙脆くネガティブ性格のスノッブ系中年。現在はまっているのは、実は、ロト6。ロト6は、01から43までの43個の数字のうち、6個を選択する。選び方は全部で6,096,454通りあるが、当選のあかつきには、ゴーガン的タヒチ生活を夢見てる。従って、タヒチ妄想生活設計案だけは完成。地誌も詳しくなったが、行ったことはなし。自称、「ホモ・ルーデンス」のジョウネツカ。


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