神楽坂/キイトス茶房

小腹と心を満たす書斎的食堂的珈琲店日和 “Pax intrantibus, Salus exeuntibus=歩み入るひとに安らぎを、去りゆくひとに幸せを”

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キイトス茶房(Kiitos Cafe General Store)の催しもの案内

■キイトス倶楽部
 会員になると茶房にある書籍、DVD、CDから1点だけど、店外使用出来ます。無料。現在の会員数1555名(脱会者等を含む通算数)

■キイトス・ギャラリーのご利用案内
2010年より、A使用=無料。但し、作家さんのDM作成と切手貼付200枚納品が必要。B使用=有料。半月20000円。作家さんのDM作成と切手貼付200枚納品は不要。会期中の作家さんの飲み物代無料。どちらかのコースを選択の上、ご利用いただきますようお願い申し上げます。詳細は電話ください。03-5206-6657


雑誌「東京散歩-江戸下町歩き」
sanpo tokyo4月27日発売。東京生活別冊「東京散歩-江戸下町歩き」880円。内容は、同社同誌のHP広告には、次のとおり掲載されておりました。
 「最近、散歩の楽しみ方に変化が起きています。ぶらぶら歩いて新しい発見を楽しんだり見聞を広げたりする散歩ではなく、あらかじめ歩くコースを決めて、ゴールまで歩くことを達成するための散歩。健康のためにも、そんな新しい散歩を楽しむ人々が増えてきました。本誌はこうした新しい散歩のためのガイド本として、わかりやすくて行ってみたくなるコース説明と、現地での使いやすさに重点を置いています。
 エリアは東京下町。神楽坂、本郷・湯島、上野、銀座など、誰もが歩きたくなる15地域の散歩コースを紹介しています。マップには公共的なトイレの場所、ベンチや水のみ場のある場所など、散歩に必要な情報をくまなく盛り込みました。散歩中に必要に迫られるものを解決していく優しいマップですので、どんどん活用してみて下さい。
 もちろん、中心となるコースを外れても楽しめる、周辺スポットや使えるお店の情報も満載です。これまでにない東京散歩の必携アイテムとしてのお薦めしたい一冊です! 」。

 
 実は、以前にもこの雑誌「東京生活」神楽坂特集があって、当茶房が掲載されましたが、今号は、GW狙いと販促のこともあるのでしょうか、その雑誌のムック版としてちょっと品を変えて再編集されて発売されました。同誌の編集部が選んだ15の散歩コースで、神楽坂が第一番目に掲載されていました。キイトスも小さく掲載されていました。
 でも、誰でも自分自身の「散歩コース」は、大抵あるんだろうなあ。ぼくは、愛犬と一緒に自宅近所の雑木林コースが一番ですね。  




沢木耕太郎の映画エッセイ
「愛」という言葉を口にできなかった二人のために 「愛」という言葉を口にできなかった二人のために
沢木 耕太郎 (2007/04)
幻冬舎

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キイトス茶房4月購入の新刊書は2冊。貧乏茶房なんでいつも何十冊も買っているわけではありません。その1冊の本【「愛」という言葉を口にできなかった二人のために】の長いタイトル名にも驚かされますが、この本は、「暮しの手帖」に連載された文章を32編にまとめたもので、沢木耕太郎の2冊目の映画エッセイです。
 映画には、言いたかったけど、言えなかった、愛を口に出来なかった二人が登場してくることは多々ある。第1編では、「ブロークバック・マウンテン」と「ローマの休日」がとりあげられていた。後者のこの永遠の映画も、「愛」を口に出せなかった哀切な物語で、いつまでも人々に好まれるのは、映画同様に、多くの人々が「愛」を口に出来なかった経験を持つからだろう。各編の小テーマだけでは、どんな映画をとりあげているのかは即分からないけど、沢木耕太郎の練達の筆致による映画エッセイは、映画ばかりひとりで観に行って、甘美な夕べもなく、「愛」を口にだせずに泣いていて20代の切ない青春期へ引き戻らせていただいた。
 それと、他の1冊は、山田詠美の「無銭優雅」。人生の後半に始めたオトコイ(大人の恋)の物語。ボッドキャストで、ある書店の店長がお奨めの弁を放送していて、最後の3行で大どんでん返しで終わる云々と語っていたのが脳裏に残っていてほぼ衝動買い。嗚呼、嗚呼、って感じでした。



届いた美酒でひとり荒走り
20070426185641以前からお世話になっている四谷の酒店「升屋」の店主から、時々、美味い酒が入ると連絡をいただく。今夜は、越前お福の「荒走り 純米吟醸(無濾過生原酒)」が届いた。ネーミングも凄いが、この酒は、炭素濾過をしていない為、ほんのり山吹色です、っていう注書きがあった。美味そう。酒は、ドイツのリースリング種の白ワイン好きなんだけど、もう此の頃は、日本酒も焼酎も飲むようになってきた。でも、そんなに飲めない。仕事がはけたらやはり酒だろう。茶房をやりながらなんだけど、珈琲よりも夜は酒だろうと思う。そんなわけで、まあ、理由にはならないけど、6月17日の当茶房5周年を機に閉店時間9時半を早める予定ですので、ご了承ください。では、今夜もこの酒をちょっと飲んで荒走り気分になって寝ます。肴は、子イワシをオリーブオイルで焼き、バジリコを降りかけ、ニンニク醤油でさーっと混ぜて出来上がり。土光的飲み方でしょう?




母の日の贈り物のCD
ハインツ・ホリガー(Heinz Holliger, 1939年5月21日 - )はスイスのオーボエ奏者。生まれて初めて買ったLPレコードは、ホリガ-の「アルビノーニのオーボエ協奏曲作品9」だった。爾来、彼のファン。この1枚も、J.S.Bachの「音楽の捧げもの」(リヒター盤)と同様に、自分の火葬の折には桶に入れてもらう予定。
テレマン:無伴奏オーボエのための12の幻想曲 テレマン:無伴奏オーボエのための12の幻想曲
ホリガー(ハインツ) (2003/03/26)
コロムビアミュージックエンタテインメント

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毎朝、毎晩の通勤途上において、PSPに録音しているこのオーボエを聴いている。ココロの疲れがスーっと飛んで行くのが良く分かる。心のビタミン。母の日に、あなたの母上が音楽好きならば是非贈ってあげてみてください、騙されたと思って。茶房でも時々かけています。フルート盤のジャンピエール・ランパルのもあって、こちらもよくかけてます。オーボエのこのCDは価格から行っても絶対お奨めする一枚です。



GWは、東京・護国寺で、チべット体験しよう
 ゴールデンウィーク、護国寺にヒマラヤの風が吹く
、っていうチラシを一枝さんから預かりましたので、茶房に置いてあります。題して「チベット スピリチュアル フェスティバル2007」。主催は、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所。場所は、護国寺。有楽町線「護国寺駅」1番出口すぐ。入場無料。4月29日(日)から5月6日(日)の8日間。「標高4000mのヒマラヤ山麓で花開いたチベット仏教・文化を体験する、祝福多い8日間。あなたの幸せを見つけに、さあ、春の護国寺へ」、っていうコピーに導かれて行ってみようかな。一枝さんのチベット写真展も同時に開催されているようだし、バター茶も飲みたい。それと、チベット人が五体投地で祈ることの意味も知りたい。
 それから、ダライ・ダマ師のメッセージに惹かれてしまいました。「世界が抱えている問題は、怒りや憎しみで解決することはできません。思いやり、愛や真の慈悲心を持ってそれらの問題に立ち向かわなければなりません。あらゆる恐ろしい兵器が存在することを見据えてください。けれども、兵器自体は戦争を始めることはできません。兵器を発射させるボタンは、人間の指に委ねられているのであって、その指は、機械的に動くのではなく、人間の意志によって動かされるのです。その責任は、私たちの意志にあるのです。」(ダライ・ラマ法王日本代表部事務所HP)



今朝も「スポーツ報知」を買ってしまった
 昨夜の対阪神戦でタイガースをコテンパンにやっつけて大勝利し、昨年の6月7日以来、首位になってしまったわが巨人軍。それで、今朝も、スポーツ報知を買ってしまった。勝った時は、買ってしまう癖が抜けない。桑田が去り、仁志が去り、小久保が去り、もうGファンをやめようと思っていたが、子どものころから、Gファン体質は変わらない。変えられない。さすがに、40代までは、Gが負けると物にあたったり、不機嫌になっていたという単純男ではあったが、それは随分と収まってしまった。読売も4チャンネルもとても好きになれないが、巨人軍だけは別格扱いなんです。残っている選手でファンなのは、清水隆行選手だが、彼は一軍にも二軍にも名をはせていない。いったいどうしたのだろうか?GのHPにも出てこない。不遇の天才打者、背番号9が復活する姿をどうしても見たい!
 嗚呼、それにしても野原で野球がしたい。



渡辺一枝さんの本のコーナーをつくりました
 20日のキイトス茶話会の折、作家の渡辺一枝さんから、彼女の新刊等をご寄贈いただきました。
●わたしのチベット紀行(集英社)
●叶うことならお百度参りーチベット聖山巡礼行(文藝春秋)
●バター茶をどうぞー蓮華の国のチベットから【渡辺一枝・クンサン・ハモ】(文英堂)
●私と同じ黒い目のひとーチベット・旅の絵本(集英社)
●小さい母さんと呼ばれてーチベット、私の故郷【クンサン・ハモ】(集英社)
 東京で桜咲く頃は、まったく不調になってしまうのですが、もう4月も後半になれば、快復しますので、しばらくは、一枝さんの著書に向かいます。チベットに惹かれてしまった一人の女性の心の真髄に触れることが出きるかもしれません。命あるものすべての幸福と平和を願うチベット仏教の何かがきっと一枝さんに宿っているのでしょう。
 この寄贈本を含め、渡辺一枝さんのハードカバー本は、ほぼ95%は、キイトス茶房に揃いました。渡辺一枝さんのコーナーをつくりましたので、是非是非、読んでみてください。



鳥葬の地のひとびとの祈り
20070421001933本日、4月20日に渡辺一枝さんのお話を聴けたのは、大変なヨロコビです。チベットに小学生の頃から憧れ、渾名も「チベット」だったというところからお話が始まりました。チベットのことなら何時間でも何日でもお話は尽きないようでした。ぼく個人としては、鳥葬の地の人・文化・歴史を余すことなくお聴きしたいところでした。それでも、1時間半を楽しそうに熱弁していただき、誠に有難うございました。「祈る」チベットの人々とこの極東の島国のわれわれが「祈る」ことの相違も良く分かりました。彼らはみんなが誰もが幸せになることを祈り、われらは、自分自身が、家族が幸せになることを祈る云々のお話は、目から鱗ものでした。ニッポン人が忘れたココロをいまだにチペットには残っているから惹かれてしまうのでしょう。それが何かは、ぼくの宿題とさせていただきたいと思います。どうも有難うございました。

 (左の上の写真は、一枝さんのバッグに貼られた一人デモ用スローガン「第9条は、変えない」です。もちろん、「戦争放棄」の条項のことです。)



智恵と慈悲に生きる人々
叶うことならお百度参り―チベット聖山巡礼行 叶うことならお百度参り―チベット聖山巡礼行
渡辺 一枝 (2006/03)
文藝春秋

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明日20日は、作家・渡辺一枝さんを囲んでのトークショウです。どんな話を聴けて、対話ができるかとても楽しみ。わくわく。
 ご主人の椎名誠さんが、突然の飛び入り!なんていうサプライズはありませんが。智恵と慈悲に生きるチベットの人々の話を早く聴いてみたい。



第10回神楽坂おもしろ映画塾の開講のお知らせ
 神楽坂おもしろ映画塾も回を重ねて今回は第10回となりました。
 今回の作品は、1968年の東映「人生劇場 飛車角と吉良常」です。巨匠内田吐夢によるオールスターキャストの任侠映画です。
 鶴田浩二・高倉 健・藤 純子(富司純子)・辰巳柳太郎、左 幸子の存在感が際立っています。
 任侠映画は1960年代から1970年代まで約10年間続き、鶴田浩二主演の「博徒」「博奕打ち」シリーズ、高倉健主演の「日本侠客伝」「昭和残侠伝」シリーズ、藤純子主演の「緋牡丹博徒」シリーズなど大量に作られました。1968年、「宮本武蔵シリーズ」「飢餓海峡」を監督した内田吐夢が尾崎士郎原作の「人生劇場」を映画化、その年のキネマ旬報ベストテンの8位にランクインしています。

日時:4月28日(土)19時~
場所:キイトス茶房 03-5206-6657

 参加申し込み希望の方は、キイトス茶房に直接お電話ください。また、このブログの「キイトスへの連絡(メールフォーム)」からお申込ください。
 皆様のご参加をお待ちしております。

 【神楽坂おもしろ映画塾長 大井直樹】



白土三平「カムイ伝全集」38巻買い揃いました!
kamui小学館の白土三平「カムイ伝全集」全38巻揃いました!第1部、第2部、外伝で計38巻。久々に高い買い物をしました。毎月2巻づつ発行されていたカムイ伝。1年7ヶ月かかりました。現在、キイトス倶楽部の会員の方々のうち、5名の方々が第1部から順次読み漁っています。一度読み始めたらやめられないマンガを超えたマンガです。なお、白土氏は故人ではありません。完結篇の第3部を描いているようです。どうか、完結篇が上梓しますように。





渡辺一枝さんに連帯
●作家の渡辺一枝さんをキイトス茶房にきていただいて、お話をうかがう茶話会は、4月20日(金)夜7時からです。いちえさんから「いちえ通信」もいただいています。
 先日は、ご主人の作家・椎名誠さんとの二人のイベント■二人写真展のお知らせ、椎名誠『ONCE UPON A TIME』+渡辺一枝『チベットの空ですよ』
(いわて県民情報交流センター)と■トークショウ 椎名誠×渡辺一枝(そごう心斎橋本店14階ギャラリー)のご案内もいただきましたが、いけませんでした。出来れば、当地神楽坂のここでもご夫妻で写真展をやってもらいたいので、20日には、強引にお願いしてみます。駄目元で。
 さて、以下は、いちえ通信からの抜粋です。いよいよ憲法9条の廃棄・改悪をしようとしている一大勢力との戦いが始まろうとしていますので、出きる範囲での9条改憲阻止のために老体にムチを打っていきたいと思います。

◆「ドキュメンタリー映画『戦争をしない国 日本』上映会」
日時:4月21日(土)午後6:45上映開始~(90分)
場所:ひと・まち交流館京都3F(川原町五条下る東側、京阪「五条」7分)
参加費:800円。学生ほか、収入の少ない方500円
主催:ピースムービーメント実行委員会(Tel 075-711-8086)

◆「チェルノブイリ21周年 救援 講演&コンサート」
日時:4月21日(土)ごご4:00~講演、5:15~コンサート
場所:セシオン杉並(杉並区梅里 1-22-32、地下鉄丸の内線「東高円寺」5分)
講演:広河隆一さん(フォトジャーナリスト)「人々は何を目撃し、何を犠牲にしてきたのか」
コンサート:今を歌うウクライナの姉妹
入場料:2200円(前売1800円) *午後2:20~写真展とドキュメンタリービデオ「チェルノブイリの真実」 上映あり(鑑賞無料)
主催:チェルノブイリ子ども基金(Tel 03-5376-7897)

◆「連続講座『在日の今を語る』(第2回)」
日時:4月21日(土)午後5:00~7:30
場所:高麗博物館(新宿区大久保1-12-1 第二韓国広場ビル7階)
講演:慎蒼宇(シンチャンウ)さん(千葉大学講師)「歴史から学ぶ」
会費:1000円
主催:高麗博物館(Tel&Fax 03-5272-3510)

◆「ドキュメンタリー映画『君が代不起立』上映会」
日時:4月27日(金)午後9:00~(87分)
場所:下高井戸シネマ(京王線・世田谷線「下高井戸」2分)
鑑賞券:1300円(前売1000円)、小・中・シニア1000円
主催:優れたドキュメンタリー映画を観る会(Tel 03-3426-7053)

◆「大好き平和憲法、07年市民集会」
日時:5月3日(木・休)午後1:00~3:00
場所:クロスパル新潟4階映像ホール(新潟市礎町通3ノ町2086)
お話:根津公子さん(東京・中学校教員、被処分者)「『君が代』不起立を貫いて」(仮)
参加費:500円
主催:5・3集会実行委員会(Tel 025-230-9292 高橋)

◆「2007年 5・3憲法集会&パレード」
日時:5月3日(木・休)12:00開場、1:00~集会 *3:00~銀座パレード
場所:日比谷公会堂(都営地下鉄「内幸町」2分、日比谷公園内)
スピーチ:植野妙実子さん(中央大学教授・憲法学)浅井基文さん(広島平和研究所所長)福島みずほさん(社会民主党党首)志位和夫さん(日本共産党委員長)
主催:5・3集会実行委員会(Tel 03-3221-4668)

◆「憲法施行60周年記念集会」
日時:5月3日(木・休)午後1:00~
場所:日本教育会館(地下鉄「神保町」4分)
主催:平和フォーラム(Tel 03-5289-8222)

◆「2007 第21回憲法フェスティバル」
日時:5月19日(土)開場午後12:30、開演1:00、終演5:30(予定)

場所:九段会館ホール(地下鉄「九段」下車、東西線・半蔵門線・都営新宿線)
参加券:前売2200円、当日2700円、障害者・付添人各1000円、中・高校生各1000円
出演者:品田昭子さん(オペラ歌手)ピーター・フランクルさん(数学者・大道芸人)香山リカさん(精神科医)井上ひさしさん(作家・劇作家)湯浅誠さん(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長)
チケット発売中:①郵便振替口座まで、ご希望枚数を明記の上ご送金ください。00180-9-650447 「憲法フェスティバル」②憲法フェスティバル実行委員会へ 電話・ファックス・またはホームページの購入フォーム
 ③チケットぴあ ローソンチケット
主催:憲法フェスティバル実行委員会 Tel/Fax 03-3221-3227 http://www.kenfes.com/ 〒102-0071千代田区富士見町2-7-16村上ビル4F南北法律事務所分室気付



チベットを知り、学ぶことは?
 4月20日のキイトス茶話会は、渡辺一枝さんを囲む会で、まだ、席もあります。
 一枝さんは、作家活動もしていますが、平和活動もしています。どんな話になるかとても楽しみな夜です。ぼくの誕生日でもあるので、極私的には、記念的な茶話会、っていうところかも。
 さて、一枝さんが驢馬(ロバ)に乗ってチベットの砂漠地帯、山岳地帯を歩きまわったのは、有名な話なのですが、個人的には、鳥葬(sky burial)の話を聞いてみたい。チベット密教にて行われるのが有名なのですが、この話をテレビで観て知ったのは、多分、中学生の頃だったと思う。鳥葬は、ペットの鳥の葬儀のことではもちろんない。ヒトが亡くなって葬儀後に遺体を荒地に運ぶ。それを裁断し断片化して禿鷲などの鳥類に食べさせる、っていうもの。
 火葬場で火葬、っていうことに慣れてしまっているニッポンでは、残酷なものとしてうつりがちだけど、チベット密教では、日常のことなのだろう。魂の抜け出た遺体を“天へと送り届ける”ための方法として行われており、鳥に食べさせるのはその手段に過ぎない。遺体は、肉も骨も石で細かく砕いて鳥に食べさせ、あとにはほとんど何も残らない。ヒトは、死んで無に帰る。
 戒名代と葬儀代と墓代とで何百万もかかるこの国の葬儀システムと比較してみると、どちらが神聖なものなのかは歴然としている、と思う。
 一枝さんの話に期待している。
 もちろん、鳥葬のことは、一例であって、チベットの大自然にある人々の生き方から、高度に発達した資本主義のわがニッポンの人々が学ぶことはなんなのかを。
 






古山玄 写真展
 開催中

●4月後半のキイトス・ギャラリー
 4/16-4/30 古山玄 写真展
gen
「テルヒクモルヒ」
特に目的もなくぶらぶら歩いています。照る日も曇る日も歩いています。道には、急いでいる人もいれば、のんびりしている人もいます。
 道端の人が何を見ているのか気になりませんか?
 写真を見ている間、その時流れていた時間を感じてもらえればと思います。






蒼い時の頃
谷川俊太郎、21歳の作品「二十億光年の孤独」(1952)

人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする

火星人は小さな球の上で
何をしてるか 僕は知らない
(或はネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ

万有引力とは
ひき合う孤独の力である

宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う

宇宙はどんどん膨んでゆく
それ故みんなは不安である

二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした

  *******

私は空が好きで、
星が大好きです。
昼間、寝転がってポカポカ浮かんでいる
いろんな形の雲を見ることが楽しくて、
夜、空に瞬く星を見ると、ワクワクして、
遠い、宇宙に思いを寄せます。

今、ここに「こうしてあること」が、、、
ものすごい偶然に偶然を重ねて、
地球が、生命が、人類が、私が、
ある。
その、偶然と必然に戦かずには
いられません。

遠い、とおい宇宙の
彼方には、
まだ見ぬ「生命の星」があるのだろうか??
もし、あるのなら、
手を取り合えたら嬉しい。
いまだ、無いのなら、
地球はひとりぼっち。

だとしたら、だとしたら
もっと、もっと
この地球を大切にしなければ。
この命を、
大切にしなければ、、、

偶然と必然の、
積み重ねで、
いま、
ここにある私たち。
もっと、自然の前で、
謙虚でなければならないのではないでしょうか。

本当に、
ほんとうに
人間は、
この先、
どこへいくんだろう??
毎日、
胸の詰まるニュースばかりで、
いつの間にか、
私たちは、心が麻痺したのかしらん。

ねぇ ゝ ゝ
もう一回、
空を見ませんか?
雲を、
星を見ませんか??
地球の、
宇宙からの声に耳をすましてみませんか?

(思潮社刊「谷川俊太郎全詩集」より)

 はじめて言葉を職業としている谷川俊太郎の本を好んで読んだのは、詩集ではなく、「散文」という題のエッセイ集だった。1972年12月13日読了と、その本の奥付に記してあった。あちこちに感想などの書き込みがあり、自分よがりの行為がとっても気恥ずかしい。それよりも以前に「二十億光年の孤独」を持ち歩いていたということになるから、どんな精神状態だったのか、今となってはほとんど分からない。プラトニックな彼女への思慕だけがつのっていた10代の恋心が原因だったような気もするし、丁度、いい夢をみていた時に起されて、その続きを見ようと二度寝しても続きはもちろん、どんな夢だったかも忘れてしまうような現象です。いまでは、救いようのないオヤジになってしまったが、痩身で黒い瞳が濁っていなくてキラキラしていた頃には、このような本に齧り付いていたわけです。
 嗚呼、電車や街頭にいるどんな爺さんでも婆さんでも、みんな熱く輝く眼をしていたことがあるのだから、人生は不思議です。



神楽坂・志満金で「二十億光年の孤独」
 少年の頃、ノオトに天空の星空を書くのが好きだった。母親が「子どもの科学」なんていう本を買ってくれたのが、そのはしりだったような気がする。とても天体望遠鏡が欲しかったが、シングルマザーは、天体望遠鏡でなくて、廉価な本に換えたが、子どもなりに十分活用した。そのせいもあってか、十代後半になっても、夜空を仰ぐのはとても好きだった。当時、八ヶ岳ばかりに出掛けていたこともあり、山小屋で満天の星を仰いでいた。谷川俊太郎の詩集「二十億光年の孤独」もリュックの中に収められていた。星座は、北斗七星を見つけるのが一番容易だが、ぼくは、はくちょう座のちょうど白鳥のくちばしに位置する星をAlbireo(アルビレオ)を見つけるのも簡単だった。これは、トパーズ色と、サファイア色の「天上の宝石」に例えられるほど全天で最も美しいといわれる二重星で、宮沢賢治も「銀河鉄道の夜」にその星について触れている。天の川の星々を背景にした、全天でも比類のない華麗な姿を見せてくれます。
 今夜は、なんで星のことなど書いたかというと、実は、神楽坂の志満金山庵で行われる「星愛で茶会」に誘われたからなのです。主宰の「ほしめで」事務局の秋田恵美さんが総合プロデュース。家庭用プラネタリウム「ホームスター」を用い、和紙に映すのだそうで、志満金の茶室に星空、万華鏡花宇宙を咲かせるそうで、お茶をいただきながらの催しもののようです。
 渋谷の五島プラネタリウムで土曜日恒例の「星と音楽の夕べ」にガールフレンドとしばし出掛けていたあの頃(アポロ10号が月面着陸した時代)が懐かしい。それ以来のプラネタリウム。これは必ず出掛けなくては、即決で「行きます!」と返事してしまいました。
 この茶会は、計7回開催。
 4月20日(金)20:00~
 4月21日(土)18:00~、20:00~
 4月22日(日)14:00~、16:00~、20:00~
 各会定員10名。全席予約。入替制。
 参加費2000円(お抹茶・お菓子付)

 志満金さんは、神楽坂下にある有名はうなぎ屋さんですが、その地下に山庵があって、そこが会場になっています。
 参加ご希望の方は、「ほしめで事務局
e-mail:hoshimede@road.ocn.ne.jp



今度のキイトス茶話会「作家・渡辺一枝さんを囲んで」
■第13回キイトス茶話会の開催のお知らせ
*日時 2007年4月20日(金)午後7時より
*場所 キイトス茶房
*講師 作家・渡辺一枝さん
*内容 「チベットの空、東京の雲ー平和に暮らすこと、幸せに生きることを考える」
 今回のキイトス茶話会は、『チベットを馬でゆく』や『わたしのチベット紀行』でお馴染みの作家、渡辺一枝さんを囲んでの茶話会です。現在、チベットは独立国としては存在していませんが、チベットのほぼ全域を踏破した旅の経験、チベット仏教にちなむ風習や、黄色や青の花が咲き乱れる高原の風景、チベットの人々とのふれあいなど、貴重なお話の数々を聞く予定です。
チベットのイメージは、「鳥葬」、「ダライ・ダマ14世」、映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」、「ラサのポタラ宮」、そして、2006年に開通した世界最高所を走行する「青蔵鉄道(全長1,956km)」というのが一般的なのでしょうが、一枝さんのチベットへの限りない愛を込めた作品を読むと、崑論山脈やチベット高原の大絶景が頭に浮かびますが、荒涼とした高地にねづくチベット仏教と人々の信仰と清貧だけど平和で幸せに生きることの神髄に出会うことが出来ます。
また、チベットのひとびとにあって、ニッポンにないものついても、一枝さんならではのご経験でお話いただければと思っています。それは、もちろん、物質的な豊かさ、っということの比較ではありません。この極東の島国のひとびとが平和に生きるの本当の意味などについて,一枝さんを囲んで話あってみたいと思います。
 内容は、更に、打ち合わせさせていただいて詰めて参りますので、多少の変更があることはご容赦ください。
 一枝さんを囲んでお話が出来るなんて、とてもとても嬉しい。

参加費用 お一人様2000円+ドリンク代(別途)
参加方法 キイトス茶房へ電話予約か、キイトス茶房ブログのメールフォームから申し込み可。定員30名。完全予約制。定員になり次第締め切らせていただきます。



ドスは錆びても男は錆びぬ
人生劇場 飛車角と吉良常 人生劇場 飛車角と吉良常
亀石征一郎、高倉健 他 (2005/09/21)
東映

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第11回神楽坂おもしろ映画塾は、ついにとうとう、高倉健さんの登場!
4月28日(土)夜7時から 於:キイトス茶房
「人生劇場」シリーズ「飛車角と吉良常」
ドスは錆びても男は錆びぬ-義理と人情!一宿一飯の恩義!原作は尾崎士郎の代表作。主演は、鶴田浩二、高倉健、藤純子、若山富三郎。
1968年作品。
詳細は、次回。お楽しみに。





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●「神楽坂/美女マカロン」パティシエのヒロ・タカイ氏の都合もよくなり、9月10日より再度発売します!   アーモンドブードル、粉糖、卵白、水、紅花CLA粉末、コラーゲン、無塩バター、天然塩、卵黄、あまみ等が原材料。美女になるための必須条件を満たす、ピュア美女スィーツ誕生。1個150円。
●「神楽坂/美男マカロン」パティシエのヒロ・タカイ氏の都合もよくなり、9月10日より再度発売します!   アーモンドブードル、粉糖、卵白、グラニュー糖、ビネガー、水、コラーゲン、牛乳、水あめ、食塩、生クリーム、バターが原材料。沖縄の海深ミネラル塩を使い、珊瑚のカルシウムと海のミネラルが 摂取できます。生キャラメル・セルが特徴。神楽坂の美男ダンディズムスィーツ誕生。1個150円。
●「キイトス・フロランタン」2月7日より発売中!1個200円。
●キイトス茶房の課題 “Pax intrantibus, Salus exeuntibus=歩み入るひとに安らぎを、去りゆくひとに幸せを”を謳って運営しています。
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キイトス茶房/清水敬生

Author:キイトス茶房/清水敬生
動物占いを一度したらペガサスだった。血液型は、世間から最低、最悪といわれるB型。身長173cmだがfat系。小学校6年の時に170cmだったから、その後、青年期に3cmしか成長していない。人生3cmの男で以後今日に至る。ヒトと特に異なる点は、内臓逆位となっているため、心臓が右にある。100万人に一人といわれて、高校の校医がX線撮らせてくれと懇願されたことがある。変わり者ではない。短気で涙脆くネガティブ性格のスノッブ系中年。現在はまっているのは、実は、ロト6。ロト6は、01から43までの43個の数字のうち、6個を選択する。選び方は全部で6,096,454通りあるが、当選のあかつきには、ゴーガン的タヒチ生活を夢見てる。従って、タヒチ妄想生活設計案だけは完成。地誌も詳しくなったが、行ったことはなし。自称、「ホモ・ルーデンス」のジョウネツカ。


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