神楽坂/キイトス茶房

小腹と心を満たす書斎的食堂的珈琲店日和“Pax intrantibus, Salus exeuntibus”

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キイトス茶房(Kiitos Cafe General Store)の催しもの案内
■キイトス・ギャラリー
8月後半のキイトス・ギャラリーは、お休みします。

■神楽坂おもしろ映画塾第25回例会
同塾第25回例会は、キイトス茶房で開催。作品は未定。邦画の予定。2008年9月20日(土)午後4時〜から。

■キイトス倶楽部会員数(2008.8.19現在)
 1044名(脱会者等を含む通算数)

■キイトス茶房は須田帆布神楽坂代理店
当茶房では須田帆布のバッグとシャツを販売しています


再び、何度でも応援、頑張れ野口みずき!
20080808224853世界には、こんなに国家があったのか、と驚く204カ国・地域から選手11,193人が参加する北京オリンピック。中国が地震被害よりも優先し、国家を挙げた巨大なスポーツの祭典が、今日開会された。ニッポンも576人の選手・役員が参加。その内のたった一人の野口みずき選手を応援します。あなたのことがめてゃくちゃに好きなのです、実は。あなたが走っている姿をみるだけで、勇気と希望が湧き出てきます。30歳になった野口。北京のめちゃくちゃ固い道路コースを走りぬけ!ラドクリフを抜き、周春秀を抜き、これまでの努力が報われますように。(写真は、新宿の丸の内線の上の地下街に貼ってあったポスター)




法的手続きに入ります!
●お知らせ
  再三再四にわたって数年の間にご請求したにもかかわらず、当茶房のDVD、書籍をお返しいただいていない各位へは、今月末までにご返却いただくよう、送信用切手を同封の上、今月9日付けで文書を発送いたしますのでご承知ください。最終通知です。
  就きましては、上記の最終通知をも受けれていただけない場合は、9月1日に、損害賠償請求事件として、簡易書留での請求、配達証明付き内容証明での請求、簡易裁判所への民事申立(少額訴訟)手続きへ順次すすめます。引越等で住所不明の方へは、公示送達等を踏まえて対応します。当方は、本人訴訟ですので、該当各位は、弁護士を代理人にしようが、ご本人でやろうがご自由に。当方は、勝つまでは、意地でもやりますので、ご承知ください。(キイトス茶房店主)

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人はなぜ太るのか−減量宣言
200808071601261か月前にダイエット宣言したにもかかわらず、体重計に乗った瞬間、まったく口先男であることが歴然。20歳の頃54kg、約30数年後76kg。約22kg増。20歳の頃、新宿2丁目系に狙われる紅顔の美青年(笑、ジョウクですよ)。今、ただの汗臭いfatなオヤジ。まあ、それは甘んじることで加齢だからと知らんぷりしていたが、どうも、メタボだとの自覚大。昨今のメタボリック症候群の報道にみられるように、肥満の健康への悪影響が大きく取り上げられ、自然に耳に入ってくるようになった。50も半ばを過ぎるとどんな病気や怪我が待っているのか、はたまた、ドロドロ血が脳みそに飛んで詰まってしまえば、どこかがマヒするか分らない。このところ、健康診断もまったくやっておらず、唯一の自慢=健康、がどんな客観的状況になっているの不明。
  そこで、昨日、近所の中町図書館で、岩波新書「人はなぜ太るのかー肥満を科学する」(岡田正彦」と「ドイツ史10講」(坂井榮八郎)と「老人読書日記」(新藤兼人)を借りてきて、「人はなぜ太るのか」を購読中。岡田ドクターは、予防医学の外来で活躍しているひとなので、素直にこの先生の意見を参考にしようと決めた次第。他の2冊は前から興味があった対象だった本で、肥満を科学するのとは無関係。
  血糖値も重要な点も分かりました。そこで、以前、当茶房の茶話会で、パテシエのヒロ・タカイさんが、健康なお菓子をふすま粉で作るということをお話していたことを思い出して、早速、思った時が吉日とばかりに、「健康ふすまパン」を取り寄せた次第です。肥満を科学することで、ひとつひとつ試みて、今年中に10kg減にもっていけば、メタボ解決、健康増進ということにはなるのだろが、日頃の寝不足気味とネガティブなココロは解決はしないだろうな。
10kg減だと月2kgはとても無理。月1kg減で年末に5kg減を目標にします。出来なかった場合は、二岡のように坊主になります。

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今週から北京だけど、ぼくは、山田劇場がスタート!
hirokoyakushimaru
日々、映画を心の糧とする生活が陸続としています。一日一本映画を観る、っていうのは、体力的に結構しんどい時期もあったけど、3ヶ月過ぎあたりになると、義務感の増幅と楽しみの悦楽が相乗効果となって、観ないと不安になったりする。大学受験が終わって、映画三昧の時期も、今ほどでもなかったので、ぼくの人生の中で、一番映画を観ているというわけです。青年期と異なり、俳優ではなく、映画監督で映画を選らんでます。時々、DVDソフトをお客さまから借りたりすることもあります。ぼくが棲む田舎の駅前のTSUTAYAの邦画ももう好みの映画を観尽していたところ、新宿東口紀の伊国屋書店前のTSUTAYAには、あるわあるわで、仕事の帰りに寄って探すのが楽しみのひとつとなってしまいました。溝口健二も、黒澤明も、成瀬巳喜男もほぼ観終えました。
  来週からは、山田洋次監督作品をきちっと観まくる予定です。といっても寅さんシリーズを除きます。第一弾は、主題歌:薬師丸ひろ子「時代」 の「ダウンタウン・ヒーローズ」からスタート。
  昔、どこかで観たが、まったく記憶になく、多分、レンタルビデオを借りて観たんだと思う。山田監督の凄いところは、どんなに瑣末なシーンであっても手を抜かず、時代考証に徹底してこだわるところで、通行人のエキストラですら、画面に映る以上は、こだわり製作しているところで、また、映画の最後は、ほろりとさせるところです。いつもいつも構想しているのでしょうね、神楽坂の和可菜で。

[編集] キャスト
洪介:中村橋之助 (3代目)、中村芝翫 (7代目)
房子:薬師丸ひろ子
オンケル:柳葉敏郎
アルル:尾美としのり
杉本哲太
坂上忍
戸川純
石田えり
倍賞千恵子
渥美清

●山田洋次監督作品リスト(ゴシック体は、当茶房所蔵)
「二階の他人」(1961年)
「下町の太陽」(1963年)
「馬鹿まるだし」(1964年)
「いいかげん馬鹿」(1964年)
「馬鹿が戦車でやってくる」(1964年)
「霧の旗」(1965年)
「運が良けりゃ」(1966年)
「なつかしい風来坊」(1966年)
「九ちゃんのでっかい夢」(1967年)
「愛の讃歌」(1967年)
「喜劇 一発勝負」(1967年)
「ハナ肇の一発大冒険」(1968年)
「吹けば飛ぶよな男だが」(1968年)
「喜劇 一発大必勝」(1969年)
「男はつらいよ」(1969年〜1995年、全48作) 第1作から第8作まで所蔵
「家族」(1970年)
「故郷」(1972年)
「同胞」(1975年)
「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)
「遙かなる山の呼び声」(1980年)
「キネマの天地」(1986年)
「ダウンタウン・ヒーローズ」(1988年)
(ベルリン映画祭コンペティション参加)
「息子」(1991年)
「学校」1〜4(1993年〜2000年、全4作)
「虹をつかむ男」(1996年〜1997年、全2作)
「たそがれ清兵衛」(2002年) ハワイ映画祭グラプリ、香港電影金像奨アジア映画賞  (アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、ベルリン映画祭コンペティション参加)
「隠し剣 鬼の爪」(2004年)ジンバブエ国際映画祭最優秀作品賞、イスタンブール映画祭グランプリ
(ベルリン映画祭コンペティション参加)
「武士の一分」(2006年) (ベルリン映画祭)
「母べえ」(2008年) (ベルリン映画祭コンペティション参加)



フリッツ・ラングに関する書物が届く
20080802131628 フリッツ・ラング監督のドイツ時代の作品「M」をお客様からお借りしたことが端緒となって、この監督の映画に少しづつ少しづつのめり込みそうな矢先、そのお客様から、フリッツ・ラングに関する書物4冊をまたまたお借りすることとなった。
  植草甚一(JJ)の「サスペンス映画の研究」、フリッツ・ラング「映画監督に著作権はない」、明石政紀「フリッツ・ラングまたは伯林・聖林」、「FRITS LANG und seine Filme」、の4冊。
  これから読みます。神楽坂おもしろ映画塾では、彼の映画作品「飾窓の女」をとり上げることとなり、今月16日(土)午後4時から例会が始まりますので、これらの本には、この「飾窓の女」について論評したものと思われます。映画を観る前にちょっと勉強しておけ、っていうことなんでしょうか。もう、観てしまいましたが、ヒッチコック以上の面白さでした。
  今年になるまでまったく知らなかった監督です。でも、知ることが出来て、とても幸せです。
 



暗い日曜日
20080803125241「暗い日曜日」、って言っても本日の日曜日のことではありません。
  この前の茶房のお休みの日に、北新宿に住んでいる友だち夫婦のTさん宅へ押しかけて、サンドウィッチをご馳走になりました。そういえば、人さまのお宅に上がりこんで、メシなどいただいたことは、もう何年も経験しておりませんでした。そのような人付き合いをしていなかったことに今さらながら気がつきました。人さまのところでメシをいただくのがいいのか悪いのかもわかりませんが、ランチをいただきながら、映画や音楽、浪曲から落語の話題で盛り上がった2時間でした。Tさん、有難うございました。遅くなりましたが、押しかけた上に昼食までいただきご馳走様でした。
  Tさん宅の居間は、ここはレコードショップか?という程にCDやDVDや本がきちんと整理されて並んでいました(左の写真)。映画DVDにはついつい目が行ってしまうせいか、じっくりと棚を覗かせていただいた次第で、飲んだビールの酔いを借りて、自分の持っていないDVDを抜き出した上に借りてしまった次第です。
erika
  そうそう、お借りしているDVDの中の一枚の「暗い日曜日」を漸く観ました。DVDのパッケージに、−かつて「自殺の聖歌」として発禁処分を受けた歌”暗い日曜日”そこには、歴史に封印された激しくも切ない愛の物語があった・・・」とあります。そのせいか、なんか暗い物語との先入観。しかし、第二次世界大戦前夜の雰囲気もお見事で、ブタペストの美しい街並みの映像もよかったし、主演女優のエリカ・マロジャーンにも一目で魅了されてしまったし、音楽も実に危ういほどに美しい旋律で泣かせる。  ブタペストのレストランの経営者、その麗しき恋人、店の名も無きピアノ弾きの三角関係は、ピアノ弾きが“暗い日曜日”を作曲したことから、運命の歯車が狂い始める。生きること、愛することが簡単ではなかった時代背景を見事に描いていた。正統派メロドラマの秀作というのか、サスペンスというのか迷うものでしたが、決して、「暗い日曜日」ではありませんでした。
   『暗い日曜日』 は、1932年に ルッツオ・スレス が作曲したシャンソンの名曲という説があるらしいことが分かったが定かでない。また、この曲で何人もを自殺に導いたというのも歴史的事実らしい。けれども、これを映画のタイトルにして関連づけてしまうこのドイツとハンガリーの合併映画を十分に楽しむことが出来た日曜日でありました。他のお借りした今村昌平の邦画やフランス映画は霞んでしまったので、このことは、またの機会に。

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新宿東口TSUTAYA探勝
20080802020430今夜来店した神楽坂おもしろ映画塾の大井塾長と一緒に新宿東口TSUTAYAへGO!この店はもう映画の宝庫で、だれでもが思うような、「再び、もう一度、あの映画を観たい!」っていう要望が、だいたい叶う店だと思う。無理矢理連れていってしまった大井塾長も感嘆の声。長い間探し求めていた「恋愛専科」を見つけたそうだ。面食いの大井塾長は、この映画に出てくるスザンヌ・プレシェットのファンらしい。確かに、このような美人をGFに持っていたら、人生を棒にふってもいい、って思うくらいだが・・・。
  ぼくは、雷蔵の「ある殺し屋の鍵」を見つけ、ウディ・アレンの「泥棒野郎」「結婚記念日」「スコルピオンの恋まじない」と山田洋次監督の「隠し剣 鬼の爪」を借りた。毎週金曜日に映画5本を借りて観るという生活ペースが出来上がったので、今年の所期の目的の本数は達したが、まだもっと観たい映画が無尽蔵の金属溝のように横たわっているので、しっかり、リストアップして、掘り出しに行こうと思う。やはり、新宿はすごい街だ。


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陥入爪、再び
  自分の右足親指の爪が陥入爪(かんにゅうそう)となって、昨年の7月初めにオペ。それから、約1年経過したところ、再び、同じ個所が陥入爪になってしまい、伸びた親指爪の右端が鋭角状になって親指の肉部分に突き刺さるように入り込む。しばし、爪切りで先端をカットしていたが、既に、爪が肉に入りすぎてカットもままならず、滅茶苦茶な痛みを伴い、靴をはくのが困難になって約1か月。昨夜、その箇所をテーブルの脚にぶっつけ、もんどりうって悶絶状態。ついに、堪忍できなくなり、昼間、矢来町の野本クリニックへ行って、オペ。患部周辺もどす黒くなり、なんか腐っていく感じでした。陥入爪とは、爪の側縁が皮膚にくい込んだ状態で、さらに爪の陥入変形が強くなると巻き爪となる。爪がくいこんだ側縁の皮膚に傷ができ、細菌感染が加わると炎症(爪周囲炎)が生じ、時に肉芽(赤い肉の隆起)が形成される状態でした。
  野本先生曰く「昨年も、陥入爪の一部をカットしましたが、今回は、その箇所の爪の元を伸びないようにしましょうか?」「ん?、いや、昨年同様に一部カットで結構です」とぼく。
  また、1年後に同じ状況になるのもなんか生きてるっていう感じで、また、痛みもともなうけれど、爪が蘇生しないようにするのは、信義に反する(?)からお断りしてしまいました。
  加齢っていうことは、なんせ想像もしていなことが、身体の一部で起こってくることで、ニッポンの男の平均寿命は、75歳だから、それまでに爪ばかりでなく弱って弱ってくるのだろう。ひとつひとつ確かめ、実感しつつ、最期は、尊厳死で終わることが出来れば、幸せな人生なのかもしれない。でも、どうなるのか分からないのが人生と痛み。
  たまたま本日8月1日発足した自民公明組の「安全安心内閣」のネーミングはとてもいいけど、これにはこれっぽちも期待しないで、自分の爪の蘇生と今後も続く「主権在官」の世の中の推移を見届けよう、っと。



大瀧安良「杉並の風景画」展
●キイトス・ギャラリー
  8月前半の催しもの(8/1〜8/15)は、大瀧安良さんの個展です。
「記憶に残らない、けれど だから しかし 記憶したい 身近な風景」と題する『杉並の風景画展』です。
ootaki 本人談:現役のサラリーマンなので、週末を中心に地元・杉並の絵をサインペンと淡彩で描いています。名所旧跡の類は苦手で、これでも絵になるの?といった日頃よく見かけるありきたりの風景を絵にしています。神楽坂地域の風景や絵を見慣れている人には、ちょっと新鮮に映るかもかもしれません。




寝不足まなこで、ファム・ファタール
 本日、いきなりフランス人が来店し、店の1階にはってある神楽坂おもしろ映画塾の第24回例会のポスターをみて、とても興奮して嬉しそうに息をはずませ、「飾窓の女」(フランツ・ラング監督作品)、ファムファタール、て書いてあるが何をするのか?というようなことをフランス語と多少の日本語で尋ねてきた。この映画はとてもとても面白いというような趣旨のこともさかんに言ってました。既に、映画「飾窓の女」を観ましたが、鳥肌がなんどもたってしまうほどの演出で、ひええええ、って唸ってしまいました。この映画の主人公もそうですが、初老といっても男は男ですから、目の前に男を狂わす魔性の女、っていう女性が出現した時は、どうするのかは、地震と同じように危機管理は必要だとは思います。ニッポンの社会では、200%以上、魔性の女は、同性の女性が嫌いますが、男性は寛容かもしれません。「山本M」事件などは典型的な例です。
  フランス語の「ファムファタール(femme fatale)」は、運命の女、っていう意味ですが、転じて男を破滅させる魔性の女性、妖婦という意味合いで使われことが多いということを知りました。
  そして、新宿東口TSUTAYAに行って、「ファムファタール」で検索したら、なんとあるではありませんか、DVDが。思わず、借りてしまいました。本当にこの店は、映画の宝庫で、観たい映画がざくざくとありましたので、しっかりリストアップし、半額の日を狙って借りる準備をたてようと思ってます。
  なにせ、今年は映画三昧の年と位置付けていますので、では、早速、この映画を観ることにします。またまた、寝不足になるなあ。



雷蔵と豆餅のための夏休み
らいぞう  その昔し、チェリッシュが唄った 『なのにあなたは京都に行くの』という歌があって、「京都の町はそれほどいいの この私の愛よりも」というフレーズに惹かれたこともあったけ。また、JR東海のCFの「そうだ京都に行こう」というのもあって、ニッポン人ならほとんどが好きな京都への誘惑は暇もない。
  この亜熱帯東京から、たった一日の夏休みに京都へ行ってきました。横浜神奈交バス・ハーバーライト京都号に乗って。町田駅23:30発、京都駅中央口6:40着。京都深夜バスの常連だけど、バスのサービスは格段によくなっていた。三列シート、トイレ、洗面所、毛布・スリッパ、おしぼり、お茶までついていた。片道7950円往復14310円。疑似ビール缶一個飲めば、たちまち眠りに就き、目が覚めたら京都。若い時も今も、この点は身体が反応して実に便利。しかし、着いたそこは、もう亜熱帯でなくて熱帯で、珈琲の栽培さえどこかでやっているのではと錯覚するくらいの暑さでした。朝からやっているお風呂屋さんは、東本願寺北側の「白山湯六条店」と京都タワーの「タワー浴場」しかいまはないので、タワー湯で軽く汗を流すのだが、これはこれで朝湯に浸かってしまうと、日頃の疲労と深夜バスの揺れによる見えない筋肉疲労がどっーと噴出。京都みなみ会館で開催している市川雷蔵映画祭の会場へ市バス九条大宮へ向かうのが億劫になるが、とりあえず、時間が空いてしまうので、はじめに京大農学部前の進々堂に向かう。バスで京都を移動しながら、京都東西通りの歌を暗誦。「丸竹夷二押御池(まる たけ えべす に おし おいけ)、姉三六角蛸錦(あね さん ろっかく たこ にしき)、四綾仏高松万五条(し あや ぶっ たか まつ まん ごじょう)、雪駄ちゃらちゃら魚の棚(せきだ ちゃらちゃら うおのたな)六条三哲とおりすぎ(ろくじょう さんてつ とおりすぎ)、七条こえれば八九条(ひっちょう こえれば はつ くじょう)、十条東寺でとどめさす(じゅうじょう とうじで とどめさす)。」この通り歌を、子供の頃から歌っている京都人は、東西の通りの位置関係がすぐ分かることになっている。京の東西に走る通り名は、丸太町通りから南へ十条通りまで順に歌うのです。
  しかし、真夏日に循環市バスに乗ってるだけでは、この街のよさなどぜんぜんわからない。中原中也の「ゆきてかへらぬ」のさめざめと空から降ってくるような詩情など、どこへ行ったら感じるのだろうか。日本人の共同幻想、京都。
shinnshinndo 進々堂は、ぼくにとっては、喫茶店の原風景なので、京都へ行った時は、必ず立ち寄る。今回は、その前に、今出川交差点で下車。「出町ふたば」へ直行。運がいいのか、豆餅を買うことが出来た。歩きながらほうばる。これだけでもう、来た甲斐があるようなもんだ。京都では、お餅屋さんを「おまんやさん」とよんでいる。四季それぞれの行事が暮らしのなかに根付いている京都では、おまんやさんのお餅は、京都人の暮らしには欠かせない。
  まあ、この辺のことは、もう、神楽坂とは比較にならない。そんなことを思いながら歩いて進々堂に到着。いつものように、京都へ行った時のぼくの行動パターン。人間国宝黒田辰秋が作った長いテーブルも、ワーズワースの詩の木製レリーフもしっかり変わりなくあって、ぼくを迎えてくれた。市川雷蔵映画祭は、なんだか京都の付録になってしまったけど、お茶した後に循環市バスに乗って、九条大宮へ向かう。会場は、雷蔵の資料とおばさまたちが輻輳していて、主宰者の挨拶後、午後2時から、映画3本をいっきに上映。日程を一日間違えたため、全部観た映画だったけど、いまだにこれだけの熱いファンがいて、37歳で逝ってしまった天才も何処かで歓んでいてくれると思う。映画祭が終わったら街もすっかり暗くなっていて、急いで、帰りの深夜バスに乗って東京へ。嗚呼、貴重なたった1日の夏休みは、こうして終わる。観たかった映画、雷蔵がふられてしまう役の「鯉名の銀平」(1961年/80分 共演:中村玉緒/成田純一郎/大辻伺郎)は、またのお楽しみになってしまいました。



飾窓の女、で震える
かざりまど
神楽坂おもしろ映画塾のご案内
8月の恒例の映画塾の例会では、フリッツ・ラング監督作品
「飾窓の女」を採り上げました。亜熱帯東京の昼下がり、凍りつくほどの怖さで震えますよ。
  大井塾長より、下記のとおり案内をいただきました。

「飾窓の女」―ファムファタール(悪女)の魔性に夢中― 
  第24回作品は、1944年のハリウッド作品、フリッツ・ラング監督、エドワード・G・ロビンソン主演の「飾窓の女」を採り上げます。彼を夢中にさせるファムファタールにジョーン・ベネット。
原題: THE WOMAN IN THE WINDOW  上映時間: 1時間39分
製作・脚本: ナナリー・ジョンソン   監督: フリッツ・ラング  原作: J・H・ウォーリス
撮影: ミルトン・クラスナー   音楽: アーサー・ラング  製作国: 1944年アメリカ映画
出演:エドワード・G・ロビンソン、ジョーン・ベネット、ダン・デュリエ、レイモンド・マッセイ
   犯罪心理学の教授は初老に入ってすでに功なり、アバンチュールを楽しむほどの冒険心もなく、単調な毎日を送っている。そんな男がショーウインドウに飾られた絵のモデルに強く惹かれる。ある夜、いつもは1杯の晩酌が3杯になって足元をふらつかせて路上に出ると、あの絵の女がウインドウに反射する位置に立っているではないか。こうして教授は女と運命的な出会いを果たし、犯罪に巻き込まれ、やがて、のっぴきならない事態に追い込まれていく。しっとりと濡れた夜のムード、タバコの火を求める宿命の女、雨の林の死体遺棄、凄腕の刑事、第三者の恐喝、そして追い詰められた末の第2の犯行――。そんな映画的なお膳立てに加え、伏線の効いたストーリーテリング、無駄なく揺るぎのない巨匠の演出、とすべてが一級品の犯罪サスペンス。
ユダヤ人である監督フリッツ・ラングがアメリカに亡命して1944年に制作した映画。
●日時:8月16日(土) 午後4時から
●神楽坂/キイトス茶房(03−5206−6657)
●申込方法等 当ブログの「キイトスへの連絡」からお申込みが原則ですが、お友達、恋人、父 母など お誘いの上ご参加ください。但し、タバコは禁煙。酒はOKです。
●お一人さま500円(参加費。但し、今後の塾の活動資金、著作権支払金、当日の飲み物購入に充当させていただきます。)
●当日のキイトス茶房は定休日ですので、各自、飲み物、食べ物、飲み物の持ち込み自由。菓子、肴、酒類の差し入れ自由気儘大歓迎。



文緒さん、お帰りなさい!
アカペラアカペラ
(2008/07)
山本 文緒

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文緒さん、お帰りなさい。といっても、知り合いではありません。作家の山本文緒さんの新刊書が、ご近所の新潮社さんから15日に発売されたのを知ったのは、24日付けの朝日新聞の新潮社広告。その広告を見て、昨日からそわそわ。このひとの本は、発売されれば必ず買い求め、四谷のドトール珈琲か、外濠公園のベンチか、満員の小田急で読んでいた。ここしばらく、新刊が出ず、どうしていたのかずーっと気になっていた。ここまで書かない時期が続けば、そりゃ、病気かなんかだろうくらいは察しがつく。
 新潮社の新刊コピーは次のとおり。
 「苦しみ抜いた日々から再生を果たした著者が贈る、あなたの心を温める珠玉の物語。
無職で病弱な弟と暮す50歳独身の姉。20年ぶりに田舎の実家に帰省したダメ男。じっちゃんと二人で生きる健気な中学生。人生がきらきらしないように、明日に期待し過ぎないように、静かにそーっと生きている彼らの人生を描き、温かな気持ちと深い共感を呼び起こす感動の物語。6年ぶり、待望の小説集にして最高傑作!」
 そうかあ、6年ぶりなんだ。ぼくが、茶房でひたすらカレー等の仕込みをしていたこの6年間、作家山本文緒さんは、病魔と闘っていたわけかあ。でも、ファンとしては、ずーっと待っていました。南木佳士さんと同じ病気だったんだろうが、お帰りになってとてもうれしい。本日、いてもたってもいられなくなり、生きものをみな殺してやるぞ!くらいのぎらぎら亜熱帯神楽坂の昼下がりに、矢来口の文鳥堂書店へ買いに行ってきました。直ぐ隣が新潮社なのに、この本が平積みになっていなくて、たった1冊在庫があり、ようやく買うことができ、いま、読む準備が出来ました。このひとの本には、エリートだとか、超美形の女性だとかはほとんどといって出てこないのが、とても共感するのです。この厚さの本だと、片道の通勤電車で読み終えてしまいそうで、もったいないが、明日の通勤が愉しみです。
 

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「ボギー!俺も男だ」、をもう一度観たい!
  茶房にあるDVDは何枚というか、何本あるのか分からない。300枚位までは数えていたのだけれど、その後も亀の歩調のように遅くだけど月に1枚とかで増え続け、また、お客さまからの寄贈もあって、専用のDVD棚には入らなくなってしまい、棚の奥にも入っていて2重になってしまった状態です。これらも本と同様に無料で使用が可で、持ち帰っていただいているのだけれど、当然、戻ってこないのもあります。本に比べれば少ないです。時々勘違いされる方もいらっしゃられますが、ぼくは、「性善説」でこれをやっているわけではありません。ネガティブ思考なせいか、催促はずいぶんと億劫なこともあったり、要するに管理が厳格にできないタイプなわけです。性悪説に依拠しているんでしょう、きっと。だからか、やっぱ、戻してくれないもんだと、妙に納得しちゃうところもあるのです。で、そんな怠惰なオヤジなんですが、帰ってこないDVDの中に、ウディ・アレンの映画「ラジオ・デイズ(1987) 」があったのを思い出しました。5年前に貸出して何度も何度も返却をお願いしていたら、引っ越されてしまい、そう、もう絶望的に戻ってくることはないDVDで、一度だけ途中まで観て終わってしまいました。ラジオが娯楽だった頃のアメリカNYの話で、時代は第二次世界大戦中。少年ジョーの一家とラジオパーソナリティに憧れるナイトクラブの娘のエピソードを中心に、古きよきアメリカ人のホノボノとした生活風景をスケッチした作品。ユーモア作品。一番最初に観た彼の作品は、「ボギー!俺も男だ(1972)」でした。飯田橋の佳作座で随分と笑った映画で、もう一度観たい映画の一本です。はやく、DVDにしてくださるよう、制作会社の方、よろしくお願いしますよ。まあ、無理でしょうけど。
ラジオ
  と、いうわけで、イントロが長くなりましたが、この 俳優で、監督のウディ・アレンの作品は、以下のとおりです。最近の監督としての作品は、実は、掌握していません。確か、2,3本はあったかと思います。「ボギー!俺も男だ」を神楽坂おもしろ映画塾でやっていただくと、とても嬉しいのですけど。恋も勉強も、人生もみんなオレのためにあるんだ!なんて不遜な青春のど真ん中にいた時に観た、最高に笑えて、シニカルな作品です。

Woody Allen (ウディ・アレン)
(ゴシック体の作品は、キイトス茶房所蔵)
【出演映画】
•くたばれ!ハリウッド(2002)
•さよなら、さよならハリウッド(2002)
•スコルピオンの恋まじない(2001)
•おいしい生活(2000)
•ヴァージン・ハンド(2000)
•ギター弾きの恋(1999)
•アンツ(1998)
•地球は女で回ってる(1997)
•世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996)
•誘惑のアフロディーテ(1995)
•マンハッタン殺人ミステリー(1993)
•夫たち、妻たち(1992)
•ウディ・アレンの影と霧(1992)
•結婚記念日(1991)
•ウディ・アレンの重罪と軽罪(1989)
•ニューヨーク・ストーリー(1989)
•ゴダールのリア王(1987)
•ハンナとその姉妹(1986)
•ブロードウェイのダニー・ローズ(1984)
•カメレオンマン(1984)
•サマー・ナイト(1982)
•スターダスト・メモリー(1980)
•マンハッタン(1979)
•アニー・ホール(1977)
•スリーパー(1973)
•ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう(1972)
•ボギー!俺も男だ(1972)
•泥棒野郎(1969)
•007/カジノ・ロワイヤル(1967)
•何かいいことないか子猫チャン(1965)

【監督】
•さよなら、さよならハリウッド(2002)
•スコルピオンの恋まじない(2001)
•おいしい生活(2000)
•ギター弾きの恋(1999)
•セレブリティ(1998)
•地球は女で回ってる(1997)
•世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996)
•誘惑のアフロディーテ(1995)
•ブロードウェイと銃弾(1994)
•マンハッタン殺人ミステリー(1993)
•ウディ・アレンの影と霧(1992)
•夫たち、妻たち(1992)
•アリス(1990)
•ニューヨーク・ストーリー(1989)
•私の中のもうひとりの私(1989)
•ウディ・アレンの重罪と軽罪(1989)
•セプテンバー(1987)
•ラジオ・デイズ(1987)
•ハンナとその姉妹(1986)
•カイロの紫のバラ(1985)
•カメレオンマン(1984)
•ブロードウェイのダニー・ローズ(1984)
•サマー・ナイト(1982)
•スターダスト・メモリー(1980)
•マンハッタン(1979)
•インテリア(1978)
•アニー・ホール(1977)
•スリーパー(1973)
•ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう(1972)
•泥棒野郎(1969)




頑張れ、野口みずき選手!
  第29回夏季オリンピックである北京オリンピック( Games of the XXIX Olympiad Beijing 2008 )が目睫の間に迫ってきました。2008年の8月8日から8月24日までの期間に開催される。2008年8月8日午後8時8分(CST = UTC+8)にスタート。8は中国では縁起の良い数らしい。ゲンを担いでいるのだろうか(ぼくも、そういえば、ロト6を買う時には、8を必ずひとつは入れている数字。よく出る目なわけです。)。嫌いな夏だけど、オリンピックがあるので嬉しい。オリンピックの開催を端に、中国のかかえる諸問題が山積みだけど世界の平和のために腐心して欲しい。
  そんなことはともかくも、女子マラソンの野口みずき選手を応援したい。関心があるのが、女子マラソンのみというせいか、2004年8月22日のアテネオリンピックの野口選手が気温30度を超える酷暑の中で、25Km付近でロングスパートを仕掛け、ポーラ・ラドクリフ、ヌデレバらの強豪選手達を退けたのが、まだ昨日のように記憶が新しい。2008年8月24日は、仕事どころじゃないな。今回もぶっちぎりで優勝していただけると、嬉しい。野口選手は、どうもニッポンでは人気がいまいちみたいだけど、ぼくは、あなただけを心の底から大声を出して、熱意を持って応援しています。
  最大の強敵は、マーラ・ヤマウチ(Mara Yamauchi)だと思う。陸上の伝統国イギリス女子マラソン選手の存在は、不気味です。
  北京オリンピックの最大のスポンサーは、アメリカ企業のため、USAでの放送が優先しているせいか、各競技の決勝は、午前中となるケースが多い。USAは、何処に行っても強引だが、これのためにコンディションの調整がとても大変のようだ。
  頑張れ野口みずき選手!

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CDタイトル「不思議な風」です。UTCD-0002
豊かな音楽性で心の風景を瑞々しく描き出した水彩画のような珠玉の曲たち。そして、フラメンコをルーツに持つこの唯一無二のギタリストから目が離せません。
彼のコンサートは、本年10月19日(日)夜6時から、キイトス茶房で開催します。聴きに来てくださいね♪ お一人様お飲物代付き2500円。
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動物占いを一度したらペガサスだった。血液型は、世間から最低、最悪といわれるB型。それもRhマイナス。身長173cmだがfat系。小学校6年の時に170cmだったから、その後、青年期に3cmしか成長していない。人生3cmの男で以後今日に至る。ヒトと特に異なる点は、内臓逆位となっているため、心臓が右にある。100万人に一人といわれて、高校の校医がX線撮らせてくれと懇願されたことがある。変わり者ではない。スノッブ系中年。現在はまっているのは、実は、ロト6。ロト6は、01から43までの43個の数字のうち、6個を選択する。選び方は全部で6,096,454通りあるが、当選のあかつきには、ゴーガン的タヒチ生活を夢見てる。従って、タヒチ妄想生活設計案だけは完成。地誌も詳しくなったが、行ったことはなし。自称、「ホモ・ルーデンス」のジョウネツカ。


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